2002年 ショップライトLPGAクラシック

A.ソレンスタムが逆転で今季6勝目を挙げた

2002/07/01 09:00

米国女子ツアー「ショップライトLPGAクラシック」最終日。アニカ・ソレンスタムが66で回り、トータル12アンダーで2位3打差をつけ優勝。これで今季6勝目を挙げたことになる。

この日7アンダーでスタートしたソレンスタムは、前半3番ホールから3連続バーディを奪うなど好調な滑り出しを見せた。13番ホールを終えた時点では、最終組のケイト・ゴールデンが13アンダーまで伸ばし、ソレンスタムに2打差をつけていたが、ゴールデンはここから優勝を意識したのか乱れ始め、14番ホールからの5ホール中、4つボギーを叩き、自滅した。結局9アンダーまでスコアを落としたゴールデンに対し、16番ホールでダメ押しのバーディを奪ったソレンスタムが、2位以下に3打差をつけて悠々の優勝を飾った。

「今日は13アンダーを目指してプレーした。首位と3打差で、勝てる位置(順位)にいたので、良いスタートを切れば優勝のチャンスが生まれると思った。他人のスコアは気にしないようにしたけど、終盤だけスコアボードを見て、勝負に出るか決断するつもりだった。競っている時は、パー5では積極的に攻めないと勝てないので。来週の全米女子オープンに向けて弾みがついた。調子も良いし、ミスをしないゴルフができればチャンスがあると思う」

ソレンスタムは3日間で43回パーオンに成功。実に79.6%の成功率だ。因みに、2位に甘んじたゴールデンは37回。この差が結果に結びついたと言えよう。

首位でスタートしたジュリー・インクスターは、前半3番ホールでバーディを奪い、他を引き離しにかかったが、その後は2ボギーと、残りは全てパー。結局1つスコアを落とし9アンダーで競技を終えた。

この日、小林浩美が6バーディ、ノーボギーで65を記録し、トータル8アンダーで5位タイフィニッシュ。ベテランの意地を見せた。また、福嶋晃子は3つスコアを落としトータルイーブンパーで42位タイ、片野志保は、トータル2オーバーで60位タイで終了。

2002年 ショップライトLPGAクラシック