2002年 ロングスドラッグスチャレンジ

女王不在にC.カーとS.サンダースの米国勢が首位争い

2002/04/19 09:00

米国女子ツアー「ロングズ ドラッグ チャレンジ」の初日は、地元米国のC.カーとS.サンダースの2人が6アンダーで首位に立った。1番ホールからスタートしたカーは、ボギースタートとなったが、続く2番、3番でバーディを奪い勢いに乗った。前半で5バーディ、後半にも2つのバーディでスコアを伸ばした。

10番ホールからスタートしたサンダースも2ホール目の11番でボギーを叩いたが、12、13番で連続バーディ、そして16番から3連続バーディを奪うなど素晴らしいゴルフを見せた。

首位に3打差の3アンダー2位にはJ.クラフターなど3人が並び、2アンダーにはH.アルフレッドソンなど3人が追う展開になった。

ディフェンディングチャンピオンの朴セリは、1番ホールからのスタートでいきなり連続バーディを奪った。しかし、5番から3ホール連続でボギーを叩き1オーバーまで後退してしまう。後半1バーディ、1ボギーで挽回することができず、首位と7打差の20位と少し出遅れてしまった。

今週は大本命のA.ソレンスタムが欠場のため、誰が優勝するかまったくわからない。各選手、ソレンスタムの居ぬ間に優勝を狙っている。

日本勢は先週と同じ顔ぶれが揃った。米ツアーではベテランになりつつある小林浩美が、3番ダブルボギーの後、4番でもボギーを叩いてしまう。6番パー5でバーディを奪ったが、残りの15ホールはすべてパー。2オーバー34位タイとまずまずの位置につけている。

小俣奈三香は2バーディ、5ボギーで小林に1打遅れて3オーバー59位と予選通過ぎりぎりのラインにいる。

そして、片野志保は3ボギーにダブルボギーが3つという内容で9オーバー81を叩いてしまった。これまで4試合に出場している片野だが、まだ予選を通過していない。今週も苦しい立ち上がりになってしまった。シーズン始まったばかりではあるが、そろそろ決勝ラウンドに進み賞金を稼いでおきたい。

2002年 ロングスドラッグスチャレンジ