3週連続を狙うアニカは、1アンダー19位の静かなスタート
2003/06/14 09:00
2003年米国女子ツアー第12戦『ジャイアントイーグル LPGA クラシック』が、オハイオ州ビエンナで開幕した。今週は3日間競技のため、初日から上位に入ることが優勝への近道となる。今週も優勝候補に上げられているのは、やはりアニカ・ソレンスタムだ。先週行われた今シーズンのメジャー第2戦『マクドナルド全米女子プロ選手権』で優勝したソレンスタムが、3週連続優勝を狙っている。
そのソレンスタムは韓国の朴セリ、ヤング・キムと10番ホールからスタート。前半は1バーディ、1ボギー。後半に入っても3つのバーディを奪うがボギーも2つ叩き、1アンダー19位で初日を終えた。首位とは3打差、残り2日間で巻き返しを計る。
アニカに3打差をつけているのは韓国出身のミニー・イエオだ。7バーディ、3ボギーの大味なゴルフで単独首位に立った。そして、1打差の3アンダーには8人の選手が集団を作り、1アンダーまでに39人という混戦状態だ。
ディフェンディングチャンピオンの金美賢は、1バーディ、2ボギーの1オーバー58位と出遅れてしまった。同じく58位には日本の小俣奈三香が入っている。小俣は前半パー2で2つ、パー3でも1つバーディを奪いアンダーパーグループに入っていたが、17、18番の上がり2ホールを連続ボギーで1オーバーに後退してしまった。
今週の日本勢は小俣と片野志保の2人が出場している。片野も3つのバーディを奪ったが、ダブルボギーやトリプルボギーも叩き4オーバー117位と大きく出遅れてしまった。