上位は大混戦!宮里美香は15位に後退
2012/07/29 08:10
◇米国女子◇エビアンマスターズ3日目◇エビアンマスターズGC(フランス)◇6,457ヤード(パー72)
初日から首位を守り続けるステーシー・ルイスが、この日は1オーバーと伸び悩んだ。通算12アンダーでスタートしたルイスは、9番、11番でバーディを奪いスコアを伸ばしたものの、その後にボギーが2つと15番でダブルボギーをたたき10アンダーに失速。最終18番でバーディを奪い返したが、この日2ストローク伸ばした韓国の朴仁妃に通算11アンダーで並ばれた。
首位と1打差の通算10アンダー3位はナタリー・ガルビス、カリー・ウェブ(オーストラリア)、そして韓国のスーパーアマチュア、キム・ヒョージュの3人。通算9アンダー単独6位にクリスティ・カーが続き、通算8アンダー7位タイにスーザン・ペターセン(ノルウェイ)、フォン・シャンシャン(中国)、ポーラ・クリーマーなど8人が並んでいる。
首位と3打差までに14人という混戦の状況。3位タイにつけたアマチュアのキムは韓国ツアーで優勝を果たし、6月には推薦で出場した国内女子ツアー「サントリーレディスオープン」で最終日に11ストローク伸ばして史上最年少で日本ツアーも制した。そして今回は世界最高峰の米ツアー制覇まで、あと1ストローク差に迫っている。
日本勢は5位につけていた宮里美香が、スコアを1つ落として通算7アンダー15位タイ。上田桃子が通算6アンダー19位タイに浮上し、宮里藍は5アンダー29位。さらに、大江香織が通算3アンダー37位タイに急上昇したが、佐伯三貴はスコアを崩し通算5オーバー65位タイとなった。