井戸木鴻樹、かろうじて首位を守る
2013/06/15 18:00
◇国内シニア◇第14回スターツシニアゴルフトーナメント 2日目◇スターツ笠間ゴルフ倶楽部(茨城県)◇6,972ヤード(パー72)
大会初日、記録ずくめの「61」をマークしてロケットスタートを決めた井戸木鴻樹は、2日目の前半も快調に3バーディを奪って折り返した。それでも、「昨日よりコンパクションが硬いのか、戻るところとポンポンと前にいくところがあった。ちょっとずつ上目についていのたで、ラインも難しかった」と、微妙な違和感があったという。
「悩んでいるうちに、ショート(パー3)で3パットが来た」と12番でボギーを打つと、そこからは我慢の展開に。15番でもボギーを叩き、後半は「38」。通算「71」で1つスコアを伸ばすに留まり、通算12アンダーとしたものの、下位グループに迫られる結果となった。
しかし、明日の最終日に向けて気持ちは切り替わっている。「今日は飲み直して、明日への第一歩を考えます(笑)。明日は燃え尽きるまで集中力を使います」と、メジャーチャンピオンは気を吐いた。
通算11アンダーの2位に浮上したのは東聡。「パターがたまたま入っただけ」というゴルフながら、5バーディ1ボギーと首位の井戸木に食らいつく。通算10アンダーの3位タイグループには、高橋勝成、中嶋常幸、室田淳と実力者が控え、最終日に逆転を目指している。