イ・ボミが大会連覇で日本ツアー20勝目 「応援がうれしい」と涙
2016/11/13 16:03
◇国内女子◇伊藤園レディス 最終日(13日)◇グレートアイランド倶楽部(千葉)◇6639yd(パー72)
賞金ランク1位のイ・ボミ(韓国)と同3位の笠りつ子が、通算10アンダーの首位に並んでホールアウト。18番の繰り返しによるプレーオフにもつれこみ、2ホール目に約3mのバーディパットを決めたイが今季5勝目を飾り、国内ツアー通算勝利数を節目の20勝目に到達させた。大会連覇で、2年連続の賞金女王へ大きく前進した、
イと笠の2人によるプレーオフは3回目。これまで笠が2戦2勝(2015年「アクサレディス」、16年「ニトリレディス」)していただけに、イは優勝インタビューで「これまで2回負けていたから勝ちたかった」と笑顔を弾かせた。表彰式では「20勝よりうれしいのは、みんなが私の名前を呼んで応援してくれること」と涙ぐんだ。
通算9アンダーの3位に服部真夕。通算8アンダーの4位に、西山ゆかり、原江里菜、賞金ランク2位の申ジエ(韓国)が続いた。3打差の単独首位から出た武尾咲希は「75」と崩れ、通算7アンダーの7位タイ。ツアー初優勝はならなかった。
今週が国内プロデビューとなった畑岡奈紗は20位からスタート。3バーディ、4ボギーの「73」と1つ落とし、通算2アンダーの26位タイで3日間を終えた。
【上位の成績】
順位/スコア/選手名
優勝/-10/イ・ボミ
2/-10/笠りつ子
3/-9/服部真夕
4T/-8/申ジエ、西山ゆかり、原江里菜
7T/-7/武尾咲希、テレサ・ルー、李知姫
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26T/-2/畑岡奈紗 ほか