1998年 廣済堂レディスゴルフカップ

村井真由美、高須愛子が初日をリード

1998/10/02 18:00

先週優勝のディフェンディングチャンピオン福嶋晃子は渡米して不在。昨年の場合は勝ち味を覚えてしまった福嶋が立て続けに勝っての賞金女王確定だったが、今年はちょっとパターンが違ってくる。

さて久しぶりに快晴の初日、リードを奪ったのはベテラン高須愛子と村井真由美。昨年2勝の高須愛子も今年はまだ1勝どまり。村井真由美も去年は賞金はそこそこ稼いだが未勝利。もう勝ってもいい頃合いだ。

初日の高須愛子はバンカーに入れて目玉のボギーが1つ。バーディは4。「今日はグリーンに乗ってない。寄せてパーばっかり。なんとか凌いでチャンスをものにしたけど、ま、たまたまです」
このコースは「うまくいけばスーッといく。つまづくと難しい」という。「初日の1位ってあまりないです。自分の腕を信じるしかないですね」

5バーディの村井真由美はボギー2つ。「「結果オーライのゴルフだし、明日からもボチボチやるしかないですね。最近は調子がいいんだか悪いんだか、わからない状態です。でも、そこそこ良いと自分に信じ込ませないと・・」
トーナメントの勝ち方を知っている二人、そろって自己暗示の必要性を強調した。

ちなみに初日の上位には韓国選手が大勢顔を並べている。14位タイまでで7人。このところ全体に力がついてきた印象が大。

1998年 廣済堂レディスゴルフカップ