1998年 雪印レディース東海クラシック

初日トップは5アンダー 肥後かおり。

1998/09/18 18:00

年間4勝、賞金女王に意欲をもやす服部道子。これを阻止して、余裕をもって米ツアーの2次テストにのぞみたい福嶋晃子。今週の焦点はこの2人の激突のはずだった。
しかし初日、トップを走ったのはこれも調子が上向き加減の肥後かおり服部道子はパープレーとしたが福嶋晃子は出遅れの2オーバー、37位。

肥後かおりはボギーなしの5バーディ。「長いパット、2~3メートルのいやらしいパットがよく入ってくれました」という肥後。しかし本当は「トップに立ちたくなかったんです」
「先週も初日トップに立ったけど、結局ダメになってしまった。先週だけでなく、よくそんなことをするんです。気持ちが入り過ぎるとダメになってしまう」
期待をかけないでプレーするから、むしろ体調の悪いときに好結果が出るのだという。

大城あかねも好位置は久しぶりだ。9番でイーグル。「イーグルでリズムよく行きたかったんですけど、ハーフターンで待ちが入ってインスタートの時には忘れてしまいました」
インに入ってからはバーディなし。「こういうスコア、4月以来ですね。あのときも最終日に崩れてしまいました。今週も悪くはないんですが、なんか気持ちがカラ回りしてるみたいで・・・」
2位とはいえ、あまり景気がよくない。「このあたりで気持ちを入れ換えて頑張りたいですね」

1998年 雪印レディース東海クラシック