入江由香、大会2連勝を飾る
1998/08/16 18:00
リードをもってスタートした最終日、入江由香が更にスコアを2ストロート伸ばして逃げきった。これで大会2年連続優勝。原田香里、服部道子、福嶋晃子の強豪トリオもよく追撃したが、インに入ってからの入江の逃げ足には追いつけなかった。
入江由香は前半を2バーディ、3ボキー。一時は1打差にまで詰め寄られた。「ピンに絡めよう絡めようとしすぎていた。スウィングが小さくなっていた」と気がついてから、立ち直った。インに入ってからはボギーなしの3バーディ。危なげなく逃げきった。
「一発屋の入江では終わりたくない。次の試合でもまた入江が上にいると思ってもらえるように頑張りたい」という。 崩れかかって、それを立て直して、スコアを伸ばして勝てたことは大きな自信になった。体重も10キロは減っているという。「まだ発表できるような数字ではないけど、来年はなんとか協会登録の公称体重(80キロ?)ぐらいにはダイエットできると思います」
来年の優勝シーンでは軽々とした胴上げシーンも見られるかもしれない。
福嶋晃子も後半は3バーディと追撃した。「まぁまぁの内容です。ひとつでも上にいきたかったし、追いかけていきたかったけど、また来年がんばります」
米ツアーライセンスの1次テストを受けるためアメリカへ旅立つ。「早めに入れますから体調を整えて当日をむかえたいですね。世界に通用する選手になりたいです。でもまずなんといっても出場権を取ることですから」