野呂奈津子、首位奪還。福嶋が2打差へ浮上
1998/06/27 18:00
2日目にちょっと後退した野呂奈津子が3日目、また貯金を溜めて再出発。2アンダーのトップに立った。この試合はアンダーパーが3人しかいない厳しい展開になっており、明日もひたすら我慢のゴルフが強いられそうだ。
野呂は5バーディ、4ボギーと大量生産。かろうじてバーディの方が上回った。16番17番の連鎖ボギーが惜しかったが、これは「昨日は16番で左に落としダボ。今日はスライスしてボギー。16番でミスると17番のティショットまで当たらなくなってしまうんです」 という解説がついた。
明日は失敗を恐れずやっていきたいという。「前向きにネ」
福嶋晃子が久しぶり(?)の好ゴルフを見せた。6バーディ、2ボギーの68。「グリーンが難しかった。でも今日くらい入ってくれればいいですよね。状態は徐々に上向きです」
18ホールをプレーしてボギー2つというのは自分自身としても評価できるという。「冒険せず、マイペースでいきたい。今日は攻めるところと守るところのメリハリをつけることができました」
2番ホールでは「額に入れておきたいような、いいショット」も出たそうだ。470ヤードのロングホールで残りは178ヤード。「気持ちいいですね。インパクトから球の出だしまで、めったにないショットでした」 こちらもどんどん自分のゴルフを取り戻しつつあるようだ。