1998年 東都自動車レディースプロゴルフトーナメント

3人が5アンダーで混戦模様

1998/05/30 18:00

前日首位の福本佳世は71と踏みとどまって4アンダーの単独4位。しかし首位にはベテラン永田富佐子、原田香里、そして李英美の3人がそれぞれスコアを伸ばして並んだ。復調が期待されている福嶋晃子はアウトでスコアを崩して2アンダー、6位タイグループ。

今季すでに1勝の原田香里は6バーディ、3ホギー。アウトでスコアを3つ伸ばしたが、インは2ボギー、2バーディ。 「11番(ロング)のバーディ計算のホールをボギーにしてしまったので、なんとか取り返したいと思ってプレーした。ところが16番でまたボギー。17番18番は怒りのバーディです」
「明日は優勝しか狙いません。もちろんです」とはっきりしている。「全ホールをバーディにするくらいの気持ちでやります」 ただ本当はガマン較べの方が性格的にはむいているのだそうだ。

李英美は5バーディ、1ボギーの68。一気に上がってきた。「スコアを伸ばさないと勝てません。明日はいまイーブンパーの人でもわからないですよ」

大ベテラン永田富佐子は3ボギー。しかしバーディが9ホールと爆発した。「これだけバーディがくると嬉しいですね。アレっというパットも入ってくれました」という。実績のある選手だが後期ツアーの出場資格はない。「だから頑張らなくちゃね」

今日は足踏み状態の福嶋晃子もまだ首位とは3打差。可能性は充分ある。「明日は前半しだいです。アウトで一つでも伸ばしていければ、まだわかりません」

1998年 東都自動車レディースプロゴルフトーナメント