肥後かおり、シンソーラがトップタイ
1999/06/12 18:00
第2ラウンドは、前日2位スタートのシンソーラが首位に浮上し肥後かおりと並んだ。トータル10アンダーとし、後続の入江由香・城戸富美・韓熙圓に2打差をつけた。
6バーディ、3ボギーの肥後かおりは、アウトからのスタート。出だしは2番ホールから2連続バーディを取ったものの、その後5番で連続ボギー。しかし後半12番ホールでは「自分の読み通り」打ち、バーディを沈め波に乗った。最終ホールもバーディで締めくくり69とした。「おいしい上がりでしたね」
肥後にとってほとんどのロングホールは届く距離。今日はロングホールすべてでバーディを取った。「ロングはプレーしていて楽しいです」「チョット調子に乗ったら悪いところもでたので、最終ラウンドは気をつけないと」
明日は入江由香と同じ組で回る。「由香と一緒だから振りすぎないように注意します」
肥後のひとつ前の組でプレーしたシンソーラは34・33で67をマークした。ボギーは後半出だしの1つだけで、6つのバーディを取った。その中で15番からの3連続バーディの最後は、15メートルの長いパット。これを見事に決め、この時点で単独トップ。しかし肥後にすぐ追いつかれた。「明日は集中していく。キリストがチャンスをくれたから感謝の気持ちでプレーします」
1月にアメリカでカート同士の間に挟まれるという事故にあったシンソーラ。普通なら骨が折れてもおかしくない事故だった。そのため約3ヵ月の間、練習が出来なかった。まだ痛みは残るが「このコースは大好きなので、どうしても出たくて頑張りました」
昨年の優勝ブレザーを着たM.マクガイヤは、5オーバーであえなく予選落ちした。