初日首位は高村亜紀、金愛淑
2000/09/22 18:00
ミヤギTV杯ダンロップ初日、首位に立ったのは70で回った金愛淑と高村亜紀。1アンダー3位には藤井かすみ、平瀬真由美、昨年優勝した具玉姫ら5人が並んでいる。
先週は休養にあてリフレッシュした金愛淑は5バーディ、2ボギー。しかし抱えている腰痛はよくなっていない。「今もあまりよい状態ではないけど、かばいながらのプレーが返ってよかったのかもしれません。技術的には以前と変わっていませんから」 そんな状況での70だけに満足しているという。
「今日は17番以外は上手く行きましたね。ショットもとてもいいです」とバーディスタートで16番まではボギーなしの好調な滑りだしとした高村亜紀だったが、17番でダブルボギーを叩いてしまった。ティショットで前の組を待つこと20分。そのせいか集中力が欠けたが、優勝した女子プロ選手権の時と同じ帯同キャディをつけて、とてもリラックスして試合にのぞめたという。キャディの松井久見子さんは米山みどりプロが自分の出身大学の先輩を紹介してくれた。
パットの調子が非常によい小林浩美は1オーバー11位。「今朝“ひらめいた”んです。それで動作を変えたらコースすごくいい感じになってきたんです」 後半はショットのつかまりが悪く苦労もしたが、明日以降も「パッティングがこの調子だったらもしかしたら・・・」
好スタートをきった高村・具玉姫と同組でラウンドした不動裕理は2オーバー20位につけた。アウトからスタートして2番でバーディが先行したものの、6・7・9番で叩いたボギーを後半で取り返すことが出来なかった。
日本で4週振りにツアー復帰する村口史子は3オーバーの32位と少々出遅れ気味。