雷雨でもスコアを伸ばした福嶋晃子が、8アンダー暫定単独首位へ!
茨城県の茨城GC西コースで開催されている、国内女子ツアーのメジャー第1戦「ワールドレディスチャンピオンシップサロンパスカップ」の2日目。夜半からの雨はスタート前には止んだが、雷の影響により一時間遅れでのスタートに。風も穏やかで、グリーンも止まりやすく、スコアを伸ばすには絶好のコンディションだった。
ところが、12時41分に雷のためにプレーが一時中断。2時間20分後の15時1分に再開されたが、全選手はホールアウトできなかった。この悪天候の中、4アンダー首位タイからスタートした福嶋晃子が、この日も4ストローク伸ばし通算8アンダー。暫定ではあるが、単独首位に立ち予選ラウンドを終えている。
1打差の通算7アンダー、暫定2位には、この日6バーディ、3ボギーと出入りの激しいゴルフの全美貞(韓国)。さらに2打差の通算5アンダー、暫定3位タイには、4バーディを奪ったポーラ・クリーマーの他、諸見里しのぶ、李知姫(韓国)の3人が並んでいる。ポーラはアイアンショットが冴え、随所でバーディチャンスを迎えたが、パッティングが思うようには決まらなかった。
そして、今季すでに1勝を挙げ賞金ランキングで首位に立つ横峯さくらが、ホールアウトした選手の中ではこの日のベストスコアとなる「67」を叩き出し、通算4アンダーで暫定6位タイに急浮上してきた。前半は5番パー5での1バーディだったが、後半に入り3連続バーディを奪うなど攻めのゴルフを披露した。
試合は18時2分に日没のためサスペンデッドに。午後スタートの20組全選手がホールアウトすることができなかった。横峯と同じ通算4アンダーには、3ホールを残した佐藤靖子、6ホールを残した有村智恵と7ホール残した若林舞衣子の3人がスコアを伸ばしている。大会3日目は、午前7時から第2ラウンドの残りが再開される予定になっている。