2008年 マンシングウェアレディース東海クラシック

不動裕理が上田桃子、新崎弥生とのプレーオフを制し今季3勝目!!

2008/09/21 19:08
プレーオフでは1発で勝負を決めた不動裕理

愛知県の南愛知CC美浜Cで開催されている国内女子ツアー第27戦「マンシングウェアレディース東海クラシック」の最終日。天気予報は朝から雨だったが、午前中は曇り空の中、時折日差しも出る天候となった。ところが、12時すぎから一変。雨風が強くなり、雷も接近し14時5分から1時間20分間の中断となった。

天候に伴い試合展開も急変。8アンダー単独首位でスタートした新崎弥生が、序盤10アンダーまで伸ばしたが、9番でボギーを叩くと、10番では2打目をOBにしダブルボギー。首位の座を明け渡してしまう。

代わって首位に浮上したのは今季すでに2勝している不動裕理と、1勝の上田桃子。不動が8アンダーでホールアウトすると、上田は終盤の17番でバーディを奪い9アンダーと抜け出す。ところが、最終18番で2打目をグリーン右サイドのバンカーに入れると、3打目でピンに寄せることができずボギー。後半のパー5で2つのバーディを奪い再浮上してきた新崎を含め3人が8アンダーで並びプレーオフに突入した。

その1ホール目、2打目を最初に打った不動のボールはピン右サイド8メートル。上田、新崎よりも遠かったが、先にバーディを奪い2人にプレッシャーをかける。この状況で上田はカップの右に、新崎は左に外し、不動の今季3勝目一番乗りが確定した。

7アンダー単独4位は韓国の宋ボベ。5アンダー5位タイには諸見里しのぶ高村亜紀山口裕子斉藤裕子、そしてアマチュアの藤本麻子が並んだ。初日に諸見里と並び4アンダーの首位タイにつけていた横峯さくらは、通算1アンダーの17位タイで終了した。

今年は自分の番!と気合を入れてスコアを伸ばした上田桃子だが・・・
最終18番、これが決まっていたら優勝となった新崎弥生
静かにスコアを伸ばした宋ボベだが、1打足りずプレーオフに入れなかった
最後まで落ち着いたプレーで5位タイに入りベストアマを獲得した藤本麻子

2008年 マンシングウェアレディース東海クラシック