2008年 スタジオアリス女子オープン

韓国勢が上位にズラリ! 森山江理子が2位タイ

2008/04/11 18:40
周囲のスコアが伸び悩む中、単独首位発進とした辛ヒョンジュ

2008年国内女子ツアー第5戦「スタジオアリス女子オープン」が4月11日(金)、兵庫県にある花屋敷ゴルフ倶楽部よかわコースで開幕した。午前中は、空を覆う厚い雲と強い風により肌寒さを感じたが、昼過ぎから日差しが差し込み、気温も一気に上昇した。

強い風が選手たちの行く手を阻む中、混戦状況を打破したのは韓国の辛ヒョンジュ。「ショットが良かった」という辛は前半を2バーディで折り返すと、後半も10番パー5の3打目、残り70ヤードを直接カップに放り込みイーグルを奪うなど、この日「68」をマーク。後続に2打差をつける、4アンダーの単独首位に踊り出た。

2アンダーの2位タイで追うのが、同じく韓国のリ・エスドと、「パットが良くて、ラインがよく読めていた」という森山江理子の2人。続く1アンダーの4位タイには、韓国のイム・ウナ斉藤裕子諸見里しのぶの3人が並んでいる。

「最後までアイアンの距離感が合いませんでした」という古閑美保は、全美貞(韓国)、藤田幸希、飯島茜らと並び、イーブンパーの7位タイにつけている。アマチュアの宮里美香は2オーバーの25位タイ、同じくアマチュアの森田理香子は、4オーバーの48位タイと予選突破圏内に。また、佐伯三貴は左手首痛のため、9ホール終了後に棄権している。

日本人最高位は、2位タイの森山江理子。OL出身とユニークなキャリアの持ち主だ
最終18番でバーディを奪い、3打差の4位タイとした諸見里しのぶ
アイアンの距離感が合わなかったという古閑美保だが、7位タイと無難な立ち上がり
後半に2つスコアを落とし、7位タイとした藤田幸希。後味の悪さが残った

2008年 スタジオアリス女子オープン