山口裕子が首位!宮里藍も2アンダー4位の好スタート!!
2003/09/26 18:00
国内女子ツアー第22戦『ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン』が、宮城県の利府ゴルフ倶楽部で開幕した。昨年は地元宮城県の仙台育英高校出身の高橋美保子が優勝を果たした。そして、今年は東北高校3年生の宮里藍が、アマチュアながら優勝を狙っている。
第12組の午前9時39分、アマチュアとしては異例ともいえる、ツアーの中心選手ばかりが顔を揃えるペアリングの中に宮里の名前が入った。2番パー5でボギーが先行したが、6、7番で連続バーディ。後半は17番でバーディを奪い2アンダーでホールアウトした。初日4位の好スタートで、8月末に行われた「ヨネックスレディスゴルフトーナメント」の時に記録した自己最高の2位を上回る勢いだ。
アマチュアの宮里に負けるわけにはいかないと奮起したのは山口裕子、武田久子と土屋陽子の3人。中でも山口は2番ホールからの3連続バーディを含む6つのバーディを奪い単独首位に立っている。山口はプロ入会翌年の2001年に「SANKYOレディースオープン」で初優勝を果たし、その後は上位に定着してきた。そろそろ2勝目を飾りたい。
今週は、今シーズンすでに7勝している不動裕理が休養を取っている。その不動とは同門の大山志保、古閑美保の2人が、1アンダー7位とまずまずのスタートを切った。2人は今年ツアー初優勝を飾り、勢いに乗っている。ポスト不動の座を射止めるのはこの2人のどちらかも知れない。
昨年この大会で優勝しツアー2勝目を飾った高橋美保子は、イーブンパーの20位。明日以降の巻き返しが期待される。また、今回開催コースとなった利府ゴルフ倶楽部に所属し、今年のプロテストに受かったばかりの赤堀奈々もイーブンパースタート。コースを知り尽くしているだけに、残り2日間の戦い振りに注目が集まる。