北田瑠衣が2年ぶりV!外国勢の連勝ストップ
2010/03/21 15:53
鹿児島県にある高牧CCで行われている国内女子ツアー第3戦「Tポイントレディスゴルフトーナメント」の最終日は、朝から強い風が吹きつけ、早い時間は黄砂の影響もあり靄が掛かった状態。昼前に空気は澄んできたものの、風速10mを記録した舞うような風が1日中吹き続け、選手たちを翻弄した。
決勝ラウンドに進んだ62人中、この日アンダーパーでラウンドしたのは馬場ゆかり唯一人。そんな中、単独首位からスタートした北田瑠衣が、2バーディ2ボギーの「72」という安定したプレーを披露。軒並みスコアを落とした後続との差を5打に広げ、余裕のトップフィニッシュで自身通算6勝目を飾っている。国内女子ツアーでは今季3戦目にして初めての日本人ウィナーの誕生だった。
通算3アンダーの2位に続いたのは、同じくパープレイで凌いだ三塚優子。開幕から2試合連続の予選落ちに歯止めを掛け、今後の復調が期待される。通算2アンダーの3位タイには、ヤング・キムと李知姫の韓国勢が続く。
通算1アンダーの5位タイに、横峯さくら、有村智恵、馬場ゆかり、アン・ソンジュの4選手。地元鹿児島の応援を受けて逆転優勝を目指した横峯だったが、この日はボギー先行の苦しいゴルフで「76」。最終組からスタートした有村は、4番でティショットを左にOBしてダブルボギーを叩くなど、「78」と乱れた。