小平智が首位発進 好調の今平周吾1打差追う
◇国内男子◇アジアパシフィック ダイヤモンドカップ 初日(22日)◇茨木カンツリー倶楽部 西コース(大阪府)◇7320yd(パー70)
アジアンツアーと共同で開催する大会。国内メジャー2勝を含むツアー3勝を挙げている27歳の小平智が7バーディ、1ボギーの「64」でプレーして、6アンダーの首位でスタートした。
今季未勝利が続く小平は出だしの10番で6mを沈めてバーディ発進。8月末に調子を落としていたパッティングの猛練習を、前週「ANAオープン」から開始し、さっそく実りのあるラウンドとなった。
後半7番ではグリーン奥、逆目の芝からのアプローチを寄せてパーを拾うなど、ショートゲームが冴えた。最終9番では2打目が池につかまりかけてボギーを叩いたが「赤杭の区域から(3打目を)打てたので、運があると思う」と納得。海外志向が強く、欧米ツアーへの挑戦も視野に入れるだけに、日亜両ツアーのシードかかかる今大会へのモチベーションは十分。「最終日のバックナインに向けてしっかり準備したい」と意気込んだ。
1打差の5アンダー2位に、今季トップ10フィニッシュ5回、賞金ランク6位につける今平周吾。4アンダーの3位でアダム・ブランド(オーストラリア)、平塚哲二、岩本高志に加え、パチャラ・コンワットマイ、ティティプン・チュアヤプラコン(ともにタイ)、ジュビック・パグンサン(フィリピン)が続いた。
賞金ランクトップの谷原秀人は6バーディ、3ボギーの「67」でプレーして、3アンダーの9位。小池一平、稲森佑貴と並び好位置で発進した。
【主な上位成績】
1/-6/小平智
2/-5/今平周吾
3T/-4/アダム・ブランド、平塚哲二、パチャラ・コンワットマイ、岩本高志、ジュビック・パグンサン、ティティプン・チュアヤプラコン
9T/-3/小池一平、稲森佑貴、谷原秀人