石川遼が完全V ケガから“復活”通算14勝目
2016/08/28 16:36
◇国内男子◇RIZAP KBCオーガスタゴルフトーナメント 最終日◇芥屋ゴルフ倶楽部(福岡)◇7151yd(パー72)
2打差の首位から出た石川遼が5バーディ、2ボギーの「69」でプレーして通算15アンダーとし、後続に5打差をつけて、初日からの首位を守りきる完全優勝を果たした。
今年2月にケガで米ツアーを戦線離脱し、7月の国内メジャー「日本プロ選手権 日清カップヌードル杯」以来の復帰2戦目。昨年12月の「ゴルフ日本シリーズJTカップ」に続くツアー通算14勝目を挙げた。
30cmのウィニングパットを決めると、唇をきゅっとかみ締めて、ギャラリーの歓声に応えた。
最終日は雷雨のため、午前11時43分に中断。石川はその時点で、2ストローク伸ばしていた。約3時間後の午後2時41分に再開したが、その後も堅実なプレーを続けた。松山英樹とタッグを組む11月の国・地域別対抗戦「ワールドカップ」へ弾みをつけた。
通算10アンダー2位に高山忠洋、マイケル・ヘンドリー、ブラッド・ケネディの3人。通算9アンダー5位に宮本勝昌、藤本佳則、谷原秀人の3人が並んだ。
前年覇者の池田勇太は8バーディ、2ボギー「66」でプレーして、通算5アンダーの18位。17歳アマチュアの清水大成(東福岡高3年=17)は通算4オーバーの61位で4日間の戦いを終えた。
【最終成績】
優勝/-15/石川遼
2T/-10/高山忠洋、マイケル・ヘンドリー、ブラッド・ケネディ
5T/-9/宮本勝昌、藤本佳則、谷原秀人
8/-8/小池一平
9T/-7/小林正則、小林伸太郎、黄重坤、川村昌弘、任成宰、姜庚男、S.ハン、岩本高志