キム・キョンテの賞金王確定か、あるいは阻止か シード争いも最終章
2015/11/24 12:13
国内男子ツアー「カシオワールドオープン」は26日から4日間に渡り、高知県のKochi黒潮カントリークラブで開催される。次週の最終戦「ゴルフ日本シリーズJTカップ」は今季優勝者や賞金ランク上位20人などフィールドが絞られるため、来季シードを決める事実上のラストゲームとなる。
佳境を迎えている賞金タイトル争いでは、1位を独走するキム・キョンテ(韓国)、前週の優勝で2位に浮上した宮里優作(約6401万円差)、3位の池田勇太(約7313万円差)の3人が賞金王の可能性を残している。キムは今週2位以上に入れば最終戦を待たず自力でのタイトル獲得が決まる中、予選は今平周吾、松村道央と同組となった。
宮里と池田が逆転するには残り2試合の全勝が最低条件となる。宮里は2008年から8年連続となる出場を果たすホストプロの石川遼と開催コース所属の片岡大育、池田は昨季賞金王の小田孔明、近藤共弘と予選同組となった。
来季シード権は今週を終えた賞金ランク上位75人(義務試合数などの条件を満たさない選手がいた場合繰り下がり)に付与。同60位までは1年間、同61位から75位までは秋口までの出場資格が与えられ、シード喪失の危機にある塚田好宣(80位)、丸山大輔(83位)、上井邦裕(96位)らにとっては正念場となる。
【主な出場予定選手】
片山晋呉、池田勇太、石川遼、稲森佑貴、今平周吾、尾崎将司、小田孔明、片岡大育、川村昌弘、金庚泰、T.クロンパ、小平智、谷口徹、谷原秀人、深堀圭一郎、藤田寛之、藤本佳則、堀川未来夢、宮里優作、宮里聖志