石川遼がベスト「67」で2打差に浮上 首位は前年覇者の宮里優作ら3人
2014/12/05 15:16
◇国内男子◇ゴルフ日本シリーズJTカップ 2日目◇東京よみうりカントリークラブ(東京)◇7,023ヤード(パー70)
6アンダーの単独首位からスタートした小田孔明がスコアを落とし、一気に混戦模様に。昨年大会の覇者・宮里優作と宮本勝昌、イ・サンヒの3人が、通算5アンダーで首位に並んだ。
3打差の3位から出た宮里は、1イーグル4バーディ4ボギーと出入りの激しい内容を「68」にまとめて、スコアが伸び悩んだ上位陣で生き残り、大会連覇への足掛かりをつかんだ。2アンダーの5位から出た宮本は3バーディノーボギーの「67」、イーグルありダブルボギーありだったイもしぶとくピンを攻めて「67」でこの日のベストスコアをマークした。
イーブンパーの14位発進だった石川遼も、宮本らと同じく「67」のベストスコアをマーク。6バーディ3ボギーで通算3アンダーにスコアを伸ばし、2打差の6位まで浮上してきた。
現在賞金トップで前日首位の小田は1バーディ3ボギーで2つスコアを落とし、キム・スンヒョグ(韓国)と並ぶ通算4アンダーの4位タイに後退した。逆転での賞金王獲得には優勝が最低条件となる3人はともに14位からのスタート。藤田寛之(約1552万円差)は通算1オーバーの18位、近藤共弘(約2560万円差)は通算2オーバーの20位、岩田寛(約3416万円差)は通算イーブンパーの15位といずれも順位を落とした。