ジャンボ首位。丸山も久しぶり
1週間のブランクを空けてブリヂストンオープンが始まった。初日をリードしたのは66をマークした尾崎将司・丸山茂樹・白浜育男。1打差4位には伊沢利光・真板潔ら5人グループ。昨年優勝した佐藤信人、賞金レーストップの尾崎直道、その兄・健夫は1アンダー34位に並び出遅れ気味のスタートとなった。
インからスタートした尾崎将司は出だしの10番ホールをいきなりボギーとしたものの、12番で立て直し連続バーディを決めて波にのった。18番ホールもバーディと、いいイメージで後半に入った。残りハーフ、2番ホールでイーグルを沈め、ボギーなしの2バーディ。上がり9番もきっちり取っている。
日本オープンを終えてから2週間を休養にあて、その間ほとんどゴルフはしなかったジャンボ。まだ体調を整えている途中だという。しかし「体の痛みが完全にとれてない。でもゴルフの内容から見るとやってない割にはまあまあの状態じゃないかな」 練習は昨日、一昨日とハーフづつまわっただけ。
残り試合は少ない。あまりのんきな事をいっている場合ではないのは本人が一番承知しているだろうが「この年でコンディションを維持していく大変さは分かっている」 それだけに明日からは「パーフェクトの状態では行けないだろうが、他の面でカバーしていくしかない。痛みが出なければいいのだが・・・」
ジャンボと同じく1イーグル、5バーディ、1ボギーの丸山茂樹。18番ホールは「完璧なティショットとセカンドショット」でイーグルに結びつけた。「ショットの不安はない。欲をいえばキリがないし、今日は上出来」 最近日本の試合では優勝争いから離れていたので、今日のイーグルがうれしいという。「ミスらしいミスはなかった。コンディションもいい。この辺で頑張りたい」
白浜育男は、1番ホール8メートルのバーディチャンスをきっちり決めて好調なスタートをきった。それと4番のピンチをパーでしのげたことで、リズムが作れたという。6バーディ、ボギーなしで「スコア的には満足。守るホールと攻めるホールがわかっている。うまくパーセーブしながら明日からバーディを狙っていく」 白浜は主催者推薦で出場した93年に今大会を優勝している。