2013年 ダイヤモンドカップゴルフ

丸山大輔が混戦をリード 松山英樹は4差27位タイ発進

2013/05/30 18:04
今季はアジアシリーズからの国内ツアーで予選通過が2回。丸山大輔は難関・大洗GCで復調なるか。

◇国内男子◇ダイヤモンドカップゴルフ 初日◇大洗ゴルフ倶楽部(茨城県)◇7190ヤード(パー72)

悪天候に見舞われた大洗で混戦から一歩抜け出したのは、09年シーズン以来となるツアー通算3勝目を狙う丸山大輔。3連続を含む7バーディ、2ボギーの「67」で回り、通算5アンダー単独首位に立つ絶好のスタートを切った。

4アンダーの2位タイには鈴木亨片岡大育井上信白佳和ブラッド・ケネディ(オーストラリア)の5人。3アンダーの7位タイに、キム・ヒョンソン(韓国)、上田諭尉宮本勝昌山下和宏ら11人が続いている。賞金ランキングトップを走る松山英樹は5バーディ、4ボギーの「71」で回り、首位に4打差の1アンダー27位タイ。前年優勝の藤田寛之は「72」のパープレーで40位タイ発進としている。

丸山大輔、好相性の大洗で復調を期す>

冷たい雨に降られた大会初日の大洗GC。しかし名物ともいえる風が穏やかな午後、丸山は軽快にスコアを伸ばした。前半14番までの5ホールを1バーディ、1ボギーとすると、難関15番からの4ホールをいずれもパーでまとめて折り返し。すると後半インの開始1番で8メートルのバーディパットを決め、一気にエンジンがかかる。6番からの3連続を含め6バーディ、1ボギー。「ティショットは大したことが無かったけれど、アイアンが良かった。風が静かでなんとかなった」と納得の好スコアだ。

昨年は「かなりショックだったシーズン」。賞金シードはランキング57位で確保したが、出場22試合でトップ10入りが一度もなかった。フェードボールでティショットを確実にフェアウェイに置くのが信条だったが、安定感を欠き、スイングを崩した。そして国内ツアーが開幕した今シーズンも悩みは尽きない。

だが、ここ大洗は2003年に3位タイ、07年に4位タイの成績があり、好きなコースの一つ。それだけに「最高のスタートが切れたので、きっかけをつかみたい」と好転を願う。2月には「全英オープン」のアジア地区予選を通過し本戦出場権を既に獲得。「全英に行っても許されるくらいの成績を残したい」と意気込んだ。

同組の松山君が見守る中、力強いティショットをするジャンボさん
健闘を称え合うジャンボさんと松山君
日本ツアーデビューの16歳プロ、航太君は5オーバーと出遅れ
なぜにボーリング?
こんなピンチでもパーで切り抜けましたよ
4アンダー2位タイ、気合が入ってるのを感じました
ギャラリーの期待を背負ってアプローチ
大洗の洗礼?
笑顔のこぼれる1R、3アンダー7位タイ
ショットを曲げてしまうと本当に出すだけになってしまいます
ギャラリーの声援に笑顔で・・・4アンダー2位タイ
5番、白ドライバーのティショット。4アンダー2位タイ
「全米オープン」出場も決めました。3アンダー7位タイ
今日は得意のパターが・・・1アンダー27位タイ
5オーバーと出遅れ・・・明日の巻き返しを期待です

2013年 ダイヤモンドカップゴルフ