11バーディを奪った佐藤信人が8アンダー首位
2001/10/04 18:00
国内男子ツアー「ジョージア東海クラシック」がお馴染みの三好カントリー倶楽部で開幕した。10番ホールから6ホール連続バーディを奪うなど、この日だけで11個のバーディを量産した佐藤信人が、ボギーを3つ出したが8アンダーで単独首位に立った。
今季ベストスコア64をマークした佐藤は久し振りの初日トップ。「バーディが一杯で気持ちいい。11バーディ初めてです。先週からパターをピンからマレットタイプに変えたのが良かったのかも。前回2位だったことで心に余裕もできたし、10月は昨年の5月みたいに爆発したい」
そして、キャディに女子プロゴルファーの米山みどりを起用した伊沢利光も好スタートを切った。4つあるパー5で確実にスコアを伸ばし、この日の伊沢はショットが良く8つのバーディを奪った。しかし16番パー3でこの日唯一のボギーを叩き7アンダーで初日を終えた。首位の佐藤と1打差、立山光広と並び2位スタートと好位置をキープした。
「パッティングはいいんですけど、一番の心配はドライバー。ボールのつかまり具合が良過ぎるんで」 キャディがいつもと違うことについては「今まですべて任せてたことを今回は自分でやらなきゃいけない。今までグローブと帽子だけ持って出ればよかったのに、忘れ物をしないように準備したりと、大変ですね。」
伊沢は海外での獲得賞金を加算すると賞金ランキング首位。そして、その伊沢を追うのが昨年賞金王の片山晋呉だ。片山は堅実なゴルフでノーボギーの5バーディ、5位につけている。 また、4アンダーには田中秀道、桧垣豪などが並んでいる。