インド出身のランダワが日本ツアー初優勝を飾る!
千葉県印西市の総武カントリークラブ総武コースで行われている国内男子ツアー第18戦「サントリーオープンゴルフトーナメント」最終日。深いラフと強風で大会屈指の難コースとなった今年の大会。3日目を終え、2位以下に2打差をつけてスタートしたジョディ・ランダワが日本ツアー初優勝を掴み取ることができるのか。
2位につけていたポール・シーハンが5番で今日2つ目のバーディを奪い、ランダワに追いついた。しかし8番600ヤードと距離が長いパー5でランダワが2オンに成功。このホール手堅くバーディを奪い一歩リードした。このホールで流れに乗り10、11番で連続バーディで一気に突き放す展開に。そして最終18番でもグリーン手前のバンカーから見事なリカバリーショットを披露し、通算8アンダーで初優勝を飾った。
インド出身のジョディ・ランダワは昨年アジアンツアーで賞金ランキング1位を獲得し、今年日本ツアーに参戦。9試合に出場するもトップ10入りが1つも無かった。この優勝をきっかけに日本ツアーで大暴れするのか今後楽しみな選手だ。
3日目に7ストローク落とし、首位から4位にまで後退してしまった藤田寛之。最終日は2バーディ、ノーボギーと堅実なゴルフを見せ、通算4アンダー3位でホールアウト。次週からの活躍に期待したい。
今大会招待選手として注目を集めたフィル・ミケルソンは3日目を終了した時点で4オーバー。「見にきてもらっている日本のファンに良いプレー見せたい」といってスタートした。300ヤードをらくらく越えるティショットでアドバンテージを取り、世界のトッププレーヤーの意地を見せた。この日2ストローク伸ばし、通算2オーバー18位タイでフィニッシュ。ホールアウト後「この4日間、とにかく狭いフェアウェイと長いラフに悩まされた」とコメントを残した。