5つ伸ばしたS.K.ホと、我慢のゴルフをした手嶋が10アンダー首位!
2003/05/24 18:00
兵庫県の六甲国際ゴルフ倶楽部で開催されている、国内男子ツアー「マンシングウェアオープンKSBカップ」は、決勝の第1ラウンドを迎えた。首位には、この日5ストローク伸ばした韓国のS.K.ホと、9アンダー首位からスタートした手嶋多一が10アンダーで並んだ。
先週の日本プロゴルフ選手権で2位に入ったホは、初日6アンダー3位に入り2日目は少し伸び悩んだ。しかし、この日は序盤からバーディを積み重ね、14番パー5でイーグルを奪い11アンダーで一歩抜け出した。
しかし、16番でこの日2つ目のボギーを叩き10アンダーでフィニッシュ。予選2日間はあまり気にならなかった風が、午後になって強くなり、各選手スコアをメイクに苦しんでいたが、ホには全く関係がなかったようにベストスコアの67をマークしている。
一方、前日首位に立った手嶋は、3番パー3で寄らず入らずボギーが先行。その後6、8番でバーディを奪ったが、9番からは3連続ボギーで7アンダーまで落としてしまった。しかし、そのままズルズルとは後退しなかった。
12番パー5で確実にバーディを奪い、13番も2メートルを決めると、17番パー3は3日連続のバーディでホに並んだ。手嶋のラウンド後最初の一言は「疲れた!」短いパットが入らず3パットでスコアを崩したが、なんとか耐えたという感じだった。
先週の日本プロからミズノオープンまで、全英オープンの日本予選が行われている。先週単独2位に入っているホが優勝をすれば、全英のキップは限りなく近づく。それとも3年連続の全英出場を目指す手嶋が待ったをかけるか、最終日の闘いが見逃せない。