2011年 アジアパシフィックオープンゴルフチャンピオンシップパナソニックオープン

ホストプロの石川遼は33位、首位にJ.クルーガー

2011/09/22 17:31
後半インで「30」の猛攻。初の日本ツアーで会心のスタートを切ったジェイブ・クルーガー

国内男子ツアー第16戦「アジアパシフィックオープンゴルフチャンピオンシップパナソニックオープン」が9月22日(木)、滋賀県の琵琶湖カントリー倶楽部で開幕した。その初日、単独首位に立ったのはジェイブ・クルーガー(南アフリカ)。今季アジアンツアー賞金ランク3位のクルーガーが、後続に3打差をつける7アンダーと好スタートを切った。

4アンダー2位タイに、ベ・サンムンS.K.ホ(いずれも韓国)、丸山大輔久保谷健一の4人。3アンダーの6位タイに武藤俊憲松村道央宮里聖志横尾要ら6人が続き、2位以下は混戦模様となっている。ホストプロの石川遼は、2バーディ、2ボギーのイーブンパー。池田勇太芹澤信雄らと並び33位タイ発進としている。

<単独首位発進は初来日の南アフリカ人プレーヤー>
ビッグスコアが出にくいと見られていたコースで、初日「64」を叩き出したのはこの日が初の日本でのラウンドとなったジェイブ・クルーガー。3番でボギーを先行させたものの、その後1イーグル、6バーディを奪った。平均飛距離295ヤードのロングヒッターは「両サイドの木々がプレッシャーになったが、逆に自分の集中力を高めてくれた。自分にとてもあっているコース」と自信の表情。「いずれは欧州ツアーを目指し、その2、3年後に米ツアーに行きたい」と青写真を描く25歳はこのまま独走を狙う。

2年前の大会覇者、丸山大輔が好スタート。「このまま行ければ、という感じ」

<2位以下は混戦。アジアンツアー経験者も好発進>
4度目の開催を迎えた「パナソニックオープン」は、今年もアジアンツアーから外国人選手が多数出場。国際色豊かなエントリーリストとなった。そしてクルーガーを3打差で追う4アンダーの2位グループには4人が並び、その2位タイから2打差以内に23選手がひしめく混戦模様で初日を終えている。

午後スタートで2位タイ発進の久保谷健一は、ラウンド後も遅くまで居残り練習を続けていた

午前にスタートした丸山大輔はこの日、全選手中トップタイの7バーディを奪取。2年前の同大会チャンピオンは「(毎年)会場は違うけれど、同じようなセッティング。最高のスタートですね。ラフに入れた時点でボギーのピンチになるが、そのほうが1ショット、1ショットの集中力が高くなる」と好感触。最終9番で曲がりの大きい4メートルのスライスラインを見事に沈めてバーディフィニッシュとし笑顔を見せた。2位タイには丸山と同じく、アジアンツアーを経験している久保谷健一も。タフなセッティングで粘り強さを発揮できるだろうか。

20歳になって初のティショットの行方を追う遼くん。ボールは惜しくもフェアウェイをわずかに外れて左のラフへ・・・。33位T
今日のフェアウェイキープ率って、けっこう悪かったんとちゃう?左右にブレてたような・・・。それでもイーブンやから、ある意味マズマズのラウンドかなァ。
同じ漢字やのに、スターはペ・ヨンジュン、女子プロはペ・ジェヒ。なしてあんただけべーやんなの?2位T
狭いフェアウェイと深いラフ。難コースで好スコアをマークできたのは、大半がベテラン勢でしたワ。6位T
最終ホールで70センチのパットを、フックorスライスで読み違えてまさかのボギー。あまりにも惜しい1打で6位タイ。
ワタクシが担当したTOSHINに引き続いての好発進!アウトだけで4アンダーのロケットスタートでっせ!6位
ええですねェ。いつも、サラ~としたプレイで、ス~といつの間にか上位に食い込むというパターンですワ。正確なゴルフっちゅうのはホンマに強いですワ・・・。12位T
灼熱の三好CCでの日本アマを制した学生チャンプですワ。あの頃よりちょっとプレーが早くなったような気がしますヨ。12位T
「それいけフジモトくん①」日本アマで櫻井君に敗れた福祉大生やけど、見ててムチャムチャ面白い子ですワ。大学の大先輩とも友達同士のようにラウンドしてたからなァ。12位T
「それいけフジモトくん②」 日本アマ取材陣が「あの顔は絶対関西人だ」というので「顔で判断するな!」と反論したんやけど、調べたら奈良県人やったんでビックリしたもんです。取材陣恐るべし・・・。
「それいけフジモトくん③」 グリーン脇で最終ホールでチーピンを打ってボギーとしたフジモトくんに、先輩が「バカかおまえ!」の一言。「もったいないことをするな」という意味だったそうです。
「それいけフジモトくん④」 159ヤードのショートをノ・スンヨルが7Iで打ったことを知り、「エッ、7番・・・」と何回も絶句するフジモトくんと、それを見て苦笑する先輩の図でした。
終盤まで3アンダーで来たのに、上がり2ホールがダボ、ボギーで、レギュラーツアー久方ぶりのアンダーフィニッシュを逃してしまいました。33位T
かつてこれほどインド人らしいインド人を見たことがあるでしょうか!ギャラリーがヒソヒソ声で「あのターバンはヘッドアップの防止になるんちゃう?」などと囁き合っておりました。
いや~、すっかり上位の常連になったんとちゃう?カワユイ彼女も毎日見に来てるし、言うこと無しやん!25位
先週大活躍の伊藤くんと同じ高校の先輩。もちろん浅地くんもスーパー・アマなんやけど、今週は9オーバーの131位と撃沈・・・。

2011年 アジアパシフィックオープンゴルフチャンピオンシップパナソニックオープン