2011年 ダイヤモンドカップゴルフ

小田孔明、今季初優勝へ向けリードを広げる!

2011/05/28 16:24
1年ぶりの優勝へ向け、得意の逃げ切り態勢を作った小田孔明

千葉県にある千葉CC梅郷コースで開催されている国内男子ツアー第6戦「ダイヤモンドカップゴルフ」の3日目、2日目に「65」と大きくスコア伸ばして首位に立った小田孔明が、この日も4バーディ2ボギーと確実にスコアを伸ばして通算14アンダーとし、2位に3打差をつけて単独首位をキープしている。

2位に続くのは、2日目と変わらず韓国の金度勲。金は序盤に5ホールで4バーディと勢いを見せたが、9番でダブルボギーを叩くなど中盤に失速。それでも終盤に再び3バーディを奪ってツアー初優勝へ向けて優勝戦線に踏みとどまった。

通算10アンダーの単独3位には藤田寛之が続いている。また昨年優勝のキム・キョンテは、この日4つスコアを伸ばして通算7アンダーとし、10位タイまで浮上している。

小田孔明がツアー通算5勝目に王手>

2日目終了時点から単独首位に立った小田が、3日目もしっかりスコアを伸ばして昨年の開幕戦「東建ホームメイトカップ」以来の優勝に王手をかけた。出だしの1番で第2打をピンそば2メートルにつけバーディ発進を決めると、4メートルを沈めた後半12番からは3連続バーディ。4バーディ、2ボギーの「70」で通算14アンダーとした。「首位に立ったら絶対に守りに入らない」と小田。過去4勝はいずれも最終日を首位からスタート。逃げ切りは得意な形だ。「追いつかれないことが大事。伸ばして勝つんだという気持ちを持って、前半に逃げ切りたい」と先手必勝でゴールテープを切る。

韓国の金度勲は日本ツアー初優勝を狙う現役大学生。7月に行われる日韓対抗戦の韓国代表選手でもある

<金度勲は一時首位に浮上も、“空振り”などで中盤に崩れる>

小田に2打差の通算10アンダー2位でスタートした金は、出だしからいきなり3連続バーディを奪取。5番で4つ目のバーディを決めて通算14アンダーとし、単独首位に躍り出た。しかし9番で第2打を左に曲げると、第3打は木の“根元”から。この一打を空振りしてしまい、ダブルボギーをたたいて後退した。それでも16番からの2連続バーディで「71」にまとめ、なんとか小田に2打差の2位で最終日を迎える。日本ツアー未勝利だが、昨季は19試合で9度トップ10入りを果たすなど、実力は確か。「スタートホールから攻めていきたい」と小田の大きな背中を追いかける。

本調子でないながらも、しっかりと上位に顔を出した藤田寛之

<今季初勝利へ向け藤田寛之は巻き返しを狙う>

藤田は通算7アンダーの4位タイからムービングサタデーのティオフへ。2番(パー5)で確実にバーディを先行させると、5バーディ、2ボギーの「69」とスコアを3つ伸ばし通算10アンダーの単独3位でホールアウトした。ショットの状態は「赤点。(トゥデイ)3オーバーとも隣り合わせ」というほど理想とは程遠い状態。それでも9番で1.5メートルのパーパットを沈めるなど、やはりショートゲームで首位と4打差に浮上してきた。

好スコアに笑顔です。首位とは5打差、十分優勝圏内です。
4つスコアを伸ばしました。フェアウェイキープ率が高いメジャーチャンピオンは、明日も重馬場になればなる程、チャンスがありそうな気配です。
上がり4連続バーディで、今日ベストスコアの66。一気に4位タイに。シード権獲得の足掛かりを掴めるか・・・。
今日も着実にスコアを伸ばし、順位を上げて来ました。首位とは6打差の7位タイ。
今シーズンから日本ツアーに参戦しています。オーストラリア出身。今日は13番から怒涛の5連続バーディ!
スコアを伸ばせず、順位を落としてしまいました。もう少しパターが入っていれば・・・。首位とは6打差です。
賞金王の足音が聞こえて来ました。首位とは7打差ですが・・・あるかも知れませんよ。
ドライバーショットが曲がって、非常に渋い表情です。最終日、もう一度初日のようなゴルフが出来るか・・・。
昨日のゴルフは息を潜めてしまったようです。
昨日と同様、今日もスコアを伸ばせませんでした。最終日にまた地の利を生かせるか・・・。
おはようバーディで幸先良いスタートだったのですが・・・。スコアを伸ばせず、20位タイに後退。
雨で湿った重いラフは、選手達にとって厳しかったようです。ジャンボさんもかなり歯を食い縛って打ちましたが脱出できませんでした。
スコアを1つ落としてしまいました。スタート前はかなり上機嫌だったのですが、ラウンド中は表情も冴えませんでした。
さすがは国際派の塚田さん。流暢な英語で会話してました。
2オーバーと逆噴射。6位タイから27位タイへ後退。それにしてもそのレインウェアは撥水性が良さそうですね。
フェアウェイが狭く、左右に立ちはだかる2本の木が、9番ホールのティショットの難しさです。
出入りの激しいゴルフでしたが、何とか1つスコアを伸ばしました。日本ツアー初優勝を狙います。
9番セカンドショットを大きく左に曲げて木の根元。木に寄り掛かるようにして打ったサードショットは・・・空振り!
「ショットが良くない」と言いながらも、今日もスコアを伸ばしました。やはりショートゲームが破格に上手いんでしょうねぇ。首位とは4打差、明日は最終組でのラウンドです。
明日の最終日は、決して守る事なく、前半からエンジン全開で臨むそうです。2位に3打差を付けて、14アンダー単独首位です。
小田孔明、18番でパーセーブパット。14アンダー単独首位フィニッシュ!もしかしてこれがウィニングパットになるかも???明日の天気が心配です。

2011年 ダイヤモンドカップゴルフ