2006年 日本オープンゴルフ選手権競技

P.シーハンが単独首位に浮上!片山晋呉が1打差で追う

2006/10/14 18:00
ボギー先行で耐えるゴルフとなった片山だが、終盤持ち直し単独2位で最終日へ

埼玉県にある霞ヶ関カンツリー倶楽部西コースで行なわれている、国内男子ツアー第22戦「日本オープンゴルフ選手権競技」の3日目。5位タイからスタートしたポール・シーハン(オーストラリア)がスコアを伸ばし、通算7アンダーで単独首位に浮上した。

シーハンは、5番から連続バーディを奪い、その後もバーディを重ねこの日4つのバーディを奪取。7番で唯一のボギーを叩いたものの、通算7アンダーまでスコアを伸ばし、単独首位に浮上した。

6アンダーの単独首位からスタートした片山晋呉は、前半2つのボギーを叩き苦しい展開になったが、後半2つのバーディを奪い巻き返し、この日イーブンパー。通算6アンダーとして、単独2位で明日の最終日を迎える。

続く単独の3位には、 谷口拓也が通算5アンダー。また4位タイには、矢野東、アマチュアのW.J.リー(オーストラリア)らが通算4アンダーとしている。一方ベテランの尾崎将司中嶋常幸はスコアこそ伸ばせなかったものの通算5オーバーの42位タイとして、この日のラウンドを終えている。

ピンチもあったがバーディ攻勢で4アンダー3位タイに浮上した谷口拓也
大会3日目は肌寒かったが、最終組がスタートするころには陽が出始めた。練習グリーンには多くのギャラリーが集まっていた
自分のイメージカラーがブルーの星野。バック、ヘッドカバー、グリップまでブルーのトータルコーディネート
朝方は冷えていたためか、坐骨神経痛が不安なのか腰にクラブを当て歩くジャンボ尾崎
スターターを務めるミズノ社長水野氏と話すのは中嶋常幸。若手とは違い、スタート前でも緊張したそぶりはない
赤いシャツに黒いパンツ。あれ!ウェアの色一緒ですね!と話すのはアマチュアのW.J.リーとジーブ・ミルカ・シン
前半ショットが定まらない片山晋呉。ボギー先行でスコアを落とすと、ギャラリーも固唾を呑んで見守る
3連続バーディスタートで一時トップに立った岩田寛の木越えのショット、残念ながらこのホールはボギーとなった
片山晋呉のバックルには「SHINGO」と入っている。オーダーメイドで何種類も持っているそうだ
入れる気マンマン!真剣な眼差しでラインを読むのは谷口拓也。攻めのゴルフで4アンダー3位タイに浮上した
クロスハンドグリップで素振りをする片山晋呉。このような動きもルーティンに取り入れている
ヘソ出しショットはなにも女子プロだけではありません!細身の体ながら飛距離の出る岩田寛のスイング
肩を含む上半身の緊張を解くため!?ナイスショットの時は舌をだしクラブをググっと持ち上げる片山晋呉
パッティング用に何本もの線が書かれているのは片山晋呉のボール。細い線で捕らえるのではなくボール幅全体でラインを確認する
「よーし、そこでクイッと右に曲がれ!!」自分の思い通りに打ったボールに言い聞かせるようなまなざしの片山晋呉
7アンダーの単独首位で最終ホールに入ったP.シーハン。最終ホールは惜しくもバーディを外しパターを放り投げる
ホールアウト後、列を作るファンの中に入っていった深堀圭一郎。多くのファンにサインを行っていた
トーナメントで選手やキャディさんが距離を確認するために使用するサイモンメモ。それを作っているのがこのサイモン氏だ

2006年 日本オープンゴルフ選手権競技