2006年 日本オープンゴルフ選手権競技

片山晋呉が単独トップに浮上! アマチュアを含む外国勢がこれを追う!

2006/10/13 18:00
ショットが安定し崩れる要素の見えない片山。このまま突っ走るのか!?

埼玉県にある霞ヶ関カンツリー倶楽部西コースで行なわれている、国内男子ツアー第22戦「日本オープンゴルフ選手権競技」の2日目。通算6アンダーで、単独トップに立ったのが片山晋呉だった。

4アンダーの単独2位からスタートした片山は、この日も3バーディ、1ボギーと堅実なプレーを展開。スコアを2つ伸ばすことに成功し、後続に1打差をつけている。

5アンダーの2位タイには、金庚泰(韓国)、W.J.リー(オーストラリア)のアマチュア勢と初日6アンダーで単独首位のジーブ・ミルカ・シン(インド)がつけ、4アンダーの5位タイにも平塚哲二星野英正ら強豪4人がひしめく混戦となっている。

注目選手では、高校生のアマチュア片岡大育が、スコアを2つ落とし通算イーブンパーの20位タイへ後退。ベテランの尾崎将司中嶋常幸はスコアこそ伸ばせなかったものの、4オーバーで49位タイへ浮上。ところが青木功は、大きく崩れ通算14オーバーの112位タイで予選落ちを喫している。

バーディを決め強くこぶしを握り締める片山晋呉
松で美しくセパレートされたコースでショットする片山晋呉。2日目は午前中の早い時間帯でラウンドだった
出だしのホールでいきなり松林に捕まりトラブルを迎えたジャンボ尾崎。この日はイーブンパーでラウンドし予選は無事突破
ティショットが曲がり気味だったがセカンドショットやアプローチでカバーした金庚泰。5アンダー2位タイに浮上した
ラウンド中にストレッチを行う片山晋呉。怪我防止には必要なことだが、この角度まで曲がるとはすごい柔らかさだ
得意の長尺パターで戦う中嶋常幸。通算4オーバーでの予選通過は、この日イーブンパーという内容までジャンボ尾崎と同じ
「んにゃ!?ラフか~」ボールの行方を心配そうに見つめていた平塚哲二の表情が、ボールの落ち際、このようになった
スコアラーは全員霞ヶ関女性メンバーが行い、スコアボードは募集で集まった多くのボランティアの方々が担当している
片山晋呉独特のグリップ。左の2本指を添える形で落ち着いたようだが、このグリップで多くの勝利を掴んできた
380ヤードと今回のセッティングでは短い部類に入る14番。ドライバーかFWで打つかを迷っているのは谷原秀人
このラインが狙いだったんだよ!大きな体と長い腕を広げて話をするのは昨年のローアマ、ウォン・ジョン・リー
突然時間計測員が!前組と1ホール空くと計測が始まる。注釈、この場面は片山が遅いわけではございません。
無名の岩田寛が2日目に3アンダーの「67」でラウンド。通算4アンダーで現在5位タイと大健闘中
足場はバンカー、ボールはラフ。こんな状況でもクラブを上手く振りぬき、パーをセーブした片山晋呉
初日6アンダーで飛び出したジーブ・ミルカ・シン。2日目は1ストローク後退し5アンダー2位グループに吸収された
「参ったよ!この木にやられたよ」としかめっ面をするのは、東北福祉大3年の池田勇太
お馴染みのパッティングスタイル青木功。初日、2日目ともに6オーバーの「77」。残念ながら2日間で姿を消すことになった
子供とニュージーランドから応援に来た両親に出迎えられホっと一息のスメイル。なんと、お父さんはスメイルよりも大きい!!

2006年 日本オープンゴルフ選手権競技