2010年 VanaH杯KBCオーガスタゴルフトーナメント

谷原秀人が逆転で約2年ぶりの優勝!石川は6位タイ

2010/08/29 14:11
約2年ぶりの優勝を絢香夫人と喜びを分かち合う谷原秀人

福岡県にある芥屋ゴルフ倶楽部で開催されている国内男子ツアー第13戦「VanaH杯KBCオーガスタ」の最終日。4日間を通じてバーディの奪い合いが繰り広げられ、通算22アンダーという大会記録で谷原秀人が優勝を果たした。

通算16アンダー2位タイからスタートした谷原は、1番、2番でバーディを奪い首位に躍り出た。中盤も4番、5番で連続バーディを奪うと11番からは3連続バーディで23アンダー。この時点で2位に2打差をつけて優位に立った。

終盤にスコアを伸ばした立山光広が17番でバーディを奪い、16番で谷原がボギーを叩いたため22アンダーで並んだ。しかし、立山は18番でボギー、谷原が17番でバーディを奪ったため、再び2打のリードを持った谷原が最終18番に入った。

谷原の2打目は右サイドの林の中へ、スタンスが取りづらい状況で左打ちを試みた谷原だが、しっかりヒットできず10ヤード前に出すだけ。4打目のアプローチでピン4mまで寄せ、そこから2パットのボギーで優勝を決めた。1年11ヶ月と1日ぶりの優勝で、ツアー通算9勝目となる。

1打差の通算21アンダー単独2位は立山。通算20アンダーの3位はジェイ・チョイ(韓国)とS.K.ホ(韓国)の2人。通算19アンダー単独5位に最終日を単独首位でスタートした上井邦浩、通算17アンダー6位タイに石川遼菊池純ベ・サンムンの3人が並んだ。

最終18番の3打目は左打ち。2打差があったので、脱出だけでも無事優勝につなげた
最終18番のティショットは大きく右へ。あと一歩で優勝に届かなかった立山
レンズの大きなサングラスをかけてプレーをしていたジェイ・チョイ
9番パー5は2日連続のイーグル。中盤は谷原と併走していたが・・・
スタートから2連続OBで撃沈。早々に優勝争いから脱落してしまった
3バーディ、ノーボギーと派手ではないがスコアを伸ばし6位タイに入った裵相文
最終18番をバーディで締めた石川遼はギャラリーの声援に応えた
ショットが安定せず、13位タイに終わった今野康晴
ショットのたびに一言発する丸山茂樹。ついて歩くギャラリーも楽しそうだった
コンパクトなスイングから豪快に飛ばす谷原秀人
通算15アンダーで10位タイに食い込んだホー・インホイ
3日目にスコアを伸ばした尾崎健夫だが、最終日はいまひとつ伸び悩んだ
昨日が誕生日だった宮本勝昌。最終日は伸び悩み28位タイに終わる

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