2010年 サン・クロレラ クラシック

高山が5年ぶりの勝利! 石川遼は14位タイ

2010/08/01 14:47
5年ぶりの優勝を果たした高山は新妻の梢(こずえ)さんと掴んだ勝利だ

国内男子ツアー「サン・クロレラ クラシック」の最終日。再び雨に見舞われたものの競技は順調に進行し、中断することもなく無事に全組ホールアウト。首位タイからスタートした高山忠洋が通算17アンダーでフィニッシュし、今季初勝利を手にした。

終盤まで、同じく首位タイからスタートしたディニッシュ・チャンド(フィジー)と熾烈な争いが続いたが、チャンドが15番でボギーを叩いて失速。対する高山は17番パー3でバーディを奪って引き離し、最終的に3打差をつけ、5年ぶり通算3勝目を達成した。

通算14アンダーの単独2位にチャンド。通算14アンダーの3位タイに、平塚哲二とW.リャン(中国)が並んだ。通算10アンダーの単独5位に、韓国の裵相文。通算9アンダーの単独6位に丸山茂樹が続いている。

昨日の第3ラウンドにコースレコードとなる「63」をマーク。60位タイから8位タイへの急浮上を果たした石川だったが、この日はパットの不調からスコアメイクに苦しみ、2バーディ、3ボギーの「73」。前週優勝の小山内護らと並び、通算5アンダーの14位タイに終わっている。

ウィニングパットを決めて右手を高々と上げた高山忠洋
最終的には2位となったが、来季のシード権をほぼ手中にした
前半沈黙していた平塚が、13番から怒涛の4連続バーディで3位タイに食い込んだ
スタートから3ホールで2つ伸ばし優勝争いに加わったが、いまひとつ伸び悩んだ
今季から日本ツアーに参戦しているサンムンが通算10アンダー単独5位となった
中盤に3連続バーディを奪った丸山茂樹。トップ5入りには1打及ばなかった
昨年は石川と激しい優勝争いをしたが、今年は手稲山に見守られ静かにホールアウト
4日間安定したゴルフで7位タイに入った原口鉄也
本降りの雨の中でも崩れずに9位タイで踏ん張った池田勇太
17番までに6ストローク伸ばした宮里聖志だが、最終18番でダボを叩き失速
18番の電光掲示板の裏に打ち込み、谷原秀人にドロップポイントを確認
石川がスタートした8時40分ごろから雨が降り始めた
13番パー5ではこの距離のバーディパットを外してしまった
ティショットが不安定だった前半、思い切り振りすぎて体が不自然な角度まで曲がってしまう

2010年 サン・クロレラ クラシック