2010年 〜全英への道〜ミズノオープンよみうりクラシック

薗田峻輔が単独首位!石川遼はスコア伸ばせず36位タイ

2010/06/25 18:33
最終ホールでバーディを奪い単独首位に立ったツアールーキーの薗田峻輔

兵庫県にあるよみうりカントリークラブで開催されている、国内男子ツアー第7戦「~全英への道~ミズノオープンよみうりクラシック」の2日目。午前中は曇り空で午後になって小雨がぱらつく中、この日もバーディ合戦が繰り広げられ、通算9アンダーの薗田峻輔が単独首位に浮上した。

最終組でスタートした薗田は、前半に3つ、後半にも4つのバーディを奪い、20位タイから一気に単独首位に駆け上がってきた。「ドライバーショットは8割のスイング」と、飛距離よりもコントロール重視で危なげないゴルフを続けた。1打差の8アンダー2位タイには、W.リャン(中国)、呉阿順(中国)、そして朴宰範(韓国)とアジア勢が上位に入っている。

さらに1打差の通算7アンダー5位タイには、細川和彦立山光広プラヤド・マークセン(タイ)の3人。通算6アンダー8位タイには、初日6アンダーをマークし単独首位の谷口徹をはじめ、横尾要手嶋多一宮里優作など6人が並んでいる。

2アンダー20位タイからスタートした石川遼は、2番、3番で連続バーディを奪い、初日同様好スタートを切った。しかし、6番でバーディを奪った直後の7番でOBを叩きダブルボギー、さらに8番でもボギーを叩き前半はイーブンパー。後半も2バーディ、2ボギーとスコアを伸ばせず36位タイに後退している。

また、初日4アンダーの6位タイと好スタートを切った尾崎将司は、18番でトリプルボギーを叩くなどこの日9オーバー。通算6オーバーの97位タイで予選落ち。先週、アジアツアーで今季2勝目を果たした平塚哲二も通算1オーバーの63位タイで惜しくも予選落ちとなった。

6番でイーグルを奪うなど、この日3つスコアを伸ばしたP.マークセン。昨年は最終日最終組で優勝を争った
「良い感じでやっているのにいまいち噛みあわない」という横尾要は8位タイ
一時は上位に顔を出したが、後半2ダボで後退した甲斐慎太郎
この日はパープレーで8位タイ。「完璧なパットが全部外れた」という谷口徹
あえなく予選落ちに終わったが、元気な姿を見せてくれた杉原輝雄
6番以降、6バーディで通算5アンダーまで盛り返した藤田寛之
「あー、ファールだよ」と、ミスショットに思わず叫ぶ片山晋呉
2日目を終えて首位と3打差の8位タイにつける宮里優作
納得いかないショットに思わず首を垂れてうなだれる池田勇太
1番からティショットは左ラフ。大勢のギャラリーを引き連れる石川遼
5番のティショットも大きく左。パーセーブしたものの、安定を欠くティショットが多かった
それでも、表情は明るい石川遼。あと2日でどこまで上位に食い込めるか!?

2010年 〜全英への道〜ミズノオープンよみうりクラシック