2009年 マスターズ

日本人初メジャー獲得なるか?片山、6位タイで最終日へ

2009/04/12 10:07

米国ジョージア州オーガスタにあるオーガスタ・ナショナルGCで行われている「マスターズ」3日目、前夜は一時的に激しい雷雨に見舞われたが、この日は朝から青い空に明るい太陽が顔を出し、風も無い穏やかな一日となった。

2日目を終え、6位タイにつけた片山晋呉が、この日も粘り強いゴルフを見せる。前半を2バーディ1ボギーで折り返すと、アーメンコーナーの11番でアプローチを寄せきれずにボギーとしたが、13番で3打目をピン下6mにつけ、これをねじ込みバーディ奪取。そこから3連続バーディを奪うなど、この日「70」で回ってスコアを通算6アンダーとし、首位と5打差の6位タイ。「今までやってきたことが間違っていなかった」と、優勝も狙える位置で最終日を迎える。

首位に立つのは、48歳での史上最年長優勝に王手を掛け、「明日が楽しみ」というケニー・ペリーと、「この位置にいるのがとてもラッキー」アンヘル・カブレラ(アルゼンチン)の2人。2打差の3位には、16番で痛恨のダブルボギーを叩いて首位から陥落したチャド・キャンベルが続き、さらに一打差でジム・フューリックが続いている。

この日「70」で回ったタイガー・ウッズは、じわりと順位を上げ通算4アンダーの10位タイ。メジャー大会3連勝に挑むパドレイグ・ハリントン(アイルランド)は、通算1アンダーの25位タイにつけている。

また、今年初出場ながら予選通過を果たした今田竜二は、序盤に2バーディを奪ったものの、後半に2つスコアを落してイーブンパー。通算1オーバーの37位タイで最終日に挑む。

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