E.エルス、伊沢も消えた! S.ガルシアは接戦を制し3回戦へ
2002/02/22 09:00
世界のトッププレーヤーが繰り広げるマッチプレーは、波乱の連続。初日にT.ウッズ、P.ミケルソンらランキング最上位選手が姿を消し、会場の盛り上がりは半減したが、息詰まる接戦はトーナメントには無い独特な雰囲気をかもし出している。
日本から参加した3人のうち、唯一2回戦に進んだ伊沢利光は、J.ヒューリックと対戦し、序盤からリードを許してしまった。16番ホールを終えて1ダウンの状況、迎えた17番ドーミーホールで逆にポイントを奪われ3-1で敗退してしまった。
1回戦に比べ、2日目の2回戦は接戦が多かった。18ホールを終えてマッチイーブン。エキストラホールに突入したのが3試合。T.レーマンとE.エルスの戦いは19ホール目に決着、世界ランキング4位のE.エルスも姿を消すことになった。
また、初日T.ウッズに勝ったランキング66位、今大会にも繰り上げで出場したP.オマリーの2回戦の相手は往年のショットメーカー、N.プライス。初日のようにはパットが決まらず、ベテランのプライスの前に2回戦で姿を消すことになった。
そして、今大会優勝候補と囁かれたのがC.ディマルコだった。今シーズンはまだ2ヶ月しかたっていないが、現在の賞金王ディマルコが安定した成績を収めているだけに、期待がかかっていた。しかし、こちらもベテランのM.カルカベッキアの前に勢いをつけることができなかった。
ベテランが健闘する中、若手で元気なのがS.ガルシア。2回戦は同じく若手の成長株、C.ハウエルIIIとの対戦となり、試合巧者のガルシアが1アップでハウエルをかわし3回戦にコマを進めた。