T.ビヨーンが暫定トップ、池田勇太は暫定19位タイ
◇欧州男子◇バークレイズ・シンガポールオープン初日◇セントーサGC (シンガポール)◇7372ヤード(パー71)
欧州ツアー「バークレイズ・シンガポールオープン」が開幕。アジアンツアーとの共同開催ということもあり、日本、韓国、中国、タイ、インドなど多くのアジア圏の選手が出場している。
大会初日は、全体で156人のうち約半数がホールアウトできないまま、雷のためサスペンデッド。いつもと異なるフィールドの中、第1ラウンドを5アンダーで回り暫定トップに立ったのは、欧州レギュラーツアーで13勝を誇るトーマス・ビヨーン(デンマーク)。「このコースは距離が短くフェアウェイをキープすればスコアは出せる」と、安定したショットでバーディを積み重ねた。1打差の4アンダーの暫定2位タイにはサイモン・カーン(イングランド)、チンナラト・ファダンシル(タイ)、パブロ・マーティン(スペイン)ら3人が続いている。
今大会の注目選手である米国&欧州ツアーのダブル賞金王を狙うロリー・マキロイ(北アイルランド)は 、8ホール目を終えてイーブンパーの暫定38位タイ。米国ツアーからスポット参戦をしているフィル・ミケルソン(米国)は、14番パー3でのダブルボギーが響き、第1ラウンドを終えて2オーバーの暫定94位タイと出遅れた。
日本勢では、池田勇太が3バーディ、2ボギーとバーディが1つ先行して1アンダーの暫定19位タイで第1ラウンドを終了。続いて矢野東と片岡大育は1オーバーの61位タイ。塚田好宣は2オーバーの暫定94位タイ、小林正則は3オーバーの暫定119位タイ、平塚哲二、丸山茂樹、丸山大輔は4オーバーの暫定132位タイと苦しい幕開けとなった。
明日は現地時間の7時30分から第1ラウンドの残りと、引き続き第2ラウンドが行われる予定。