2012年 BMW PGA選手権

L.ドナルドが大会連覇、世界No.1に返り咲く!

2012/05/28 08:39
ルーク・ドナルドはダイアン夫人、長女エルちゃん、次女ソフィアちゃんの目の前で世界一に返り咲いた。(David Cannon/Getty Images)

◇欧州男子◇BMW PGA選手権 最終日◇ウェントワースクラブ(イングランド)◇7.302ヤード(パー72)

2位に2打差をつける単独首位からスタートしたルーク・ドナルド(イングランド)が5バーディ、1ボギーの「68」をマークし、通算15アンダーで逃げ切り勝利。後続に4打差をつける盤石の試合運びで大会連覇を果たすと同時に、世界ランキングトップ争いでもロリー・マキロイ(北アイルランド)を抜き、一ヶ月ぶりにNo.1の座に返り咲いた。

欧州ツアーのフラッグシップイベントとして位置づけられる今大会。連覇を達成したのは、81、82年のニック・ファルド(イングランド)、98、99、00年のコリン・モンゴメリー(スコットランド)に次いで3人目となる。

「いくらかはプレッシャーがあった」というドナルドだが、「ショットはよく振れていたし、パットも良かった」と最終日も好調なプレーを続け、今週ただ1人、4日間すべてで60台を並べる貫禄の内容。前半の4番でボギーが先行するも、6番、7番の連続バーディで流れを掴み、勝負どころのサンデーバックナインでも3つのバーディを重ねた。

通算11アンダーの2位タイに、ポール・ローリー(スコットランド)とジャスティン・ローズ(イングランド)。通算8アンダーの単独4位にピーター・ローリー(アイルランド)、通算7アンダーの単独5位に今季3勝のブランデン・グレース(南アフリカ)が続いた。マーティン・カイマー(ドイツ)は通算3アンダーの15位タイ、リー・ウェストウッド(イングランド)は通算1オーバーの33位タイで終えている。

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