2011年 イベルドロラオープン

新チャンピオンの誕生なるか?地元スペイン勢の活躍に期待

2011/05/10 11:15
昨年はP.ハンソンがプレーオフを制し、2年ぶりの栄冠を手に!(Stuart Franklin /Getty Images)

欧州ツアー第20戦「イベルドロラオープン」は5月12日(木)から15日(日)までの4日間、スペインのマジョルカにあるプーラGCで開催。2003年から07年までは「マジョルカクラシック」、昨年は「マジョルカオープン」として行われていた大会が、名称を変えて行われる。

昨年はピーター・ハンソンが通算6アンダーで並んだアレハンドロ・カニサレス(スペイン)とのプレーオフを制して2年ぶりのツアー優勝を手にした。

今週は米国男子ツアーで「ザ・プレーヤーズ」が行われていることもあり、リー・ウェストウッド(イングランド)、マーティン・カイマー(ドイツ)、ルーク・ドナルド(イングランド)の“ビッグ3”をはじめ、マスターズ王者のチャール・シュワルツェル(南アフリカ)ら脂ののった有名選手が不在とフィールドには乏しい。それだけに前週「スペインオープン」を制したトーマス・エイケン(南アフリカ)のように新王者が生まれる可能性も十分だ。

同大会は過去に2003年にミゲル・アンヘル・ヒメネス、04年はセルヒオ・ガルシア、05年はホセ・マリア・オラサバルといった地元の雄がチャンピオンになっており、パブロ・ララサバル他、スペイン勢は力が入るところ。7日(土)にセべ・バレステロスが逝去したこともあり、その期待は一層大きなものになるだろう。

【主な出場予定選手】
T.エイケン、R.デービス、P.ララサバルP.ローリーC.モンゴメリーA.カニサレス、C.ウッド

2011年 イベルドロラオープン