E.エルスがスコアを伸ばせず J.ローズが首位に立つ
2004/05/29 09:00
イングランドのサーレイにあるウェントワースクラブで行われている欧州男子ツアー第19戦『ボルボPGA選手権』の2日目。
首位からスタートしたアーニー・エルスは、前半バーディが奪えず我慢のゴルフを強いられ、2つスコアを落とす。後半12番でようやくこの日の初バーディを奪うと、さらに2つのバーディを奪って通算9アンダーの2位タイで競技を終えている。
エルスが伸び悩む中、代わって首位に踊り出たのは、地元イングランド出身の若手のホープであるジャスティン・ローズだ。序盤の2番から4番まで3連続バーディを奪い勢いに乗ったローズは、7バーディ1ボギーのラウンドで通算11アンダーまで伸ばした。
そのほか注目選手たちは、ダレン・クラークが5つスコアを伸ばして通算9アンダーをマーク。エルスと同じく2位タイに浮上した。一方、世界ランキング2位のビジェイ・シンは、出入りの激しい展開となりスコアを1つ落とす。通算5アンダーの17位タイと順位を下げた。
日本の佐藤信人は、この日もショット、パットともに精彩を欠きスコア「79」を叩く大乱調。通算12オーバーの151位タイで予選落ちを喫している。