全英シニアオープンがメジャーとして新たな歴史を刻む!
2003/07/22 09:00
米国シニアツアーは、欧州シニアツアーとの共同開催で、7月24日(木)から27日(日)までの4日間、スコットランドのウェスティンターンベリーリゾートで「マスターカード全英シニアオープン」を開催する。
1992年から開催されている大会で、2000年からマスターカードがメインスポンサーになり、この頃から米国など世界中の強豪選手が出場するようになってきた。
そして今年、米チャンピオンズツアーのメジャー大会に加わることになり、新たな歴史が始まろうとしている。メジャー大会を盛り上げようと、アーノルド・パーマー、ジャック・二クラス、ゲーリー・プレーヤーのビッグ3が会場に集結。さらに、先週行われた米PGAツアーの「BCオープン」に優勝したクレイグ・スタドラーや、優勝こそないが大舞台での活躍が目立つトム・ワトソンなどが出場を予定している。
昨年の大会は、最終日が豪雨と風による悪天候となったが、日本の須貝昇が初日に67をマークして単独首位に立つと、追いかけるワトソン、ヘール・アーウィンなどを振り切り、4日間首位を守り続けて優勝を飾った。
また、昨年欧州シニアツアーで賞金王になった海老原清治や須貝と同じく日本からスポット参戦した高橋勝成も5位以内に入る大健闘を見せ、欧州に日本旋風を巻き起こしている。今年メジャーとして生まれ変わるが、昨年同様日本勢の大活躍が期待される。
【主な出場予定選手】
A.パーマー、J.ニクラス、G.プレーヤー、B.リツキ、H.アーウィン、T.ワトソン、C.スタドラー、青木功、他