ワトソン伸び悩み2位転落、フェルナンデスが首位奪取!
2003/06/28 09:00
米国チャンピオンズツアー(米国シニア)第17戦、USGA(全米ゴルフ協会)主催のメジャー「全米シニアオープン選手権」2日目が行われ、ビセンテ・フェルナンデスが5アンダーで単独首位に立った。初日トップに立っていたワトソンは2日目午後スタートでスコアを伸ばせず、4アンダーで2位に後退した。
フェルナンデスはコースの難所である3番から7番ホールを1アンダーで回るなどノーボギーで回り、1イーグル、5バーディと難コースを攻略。64をマークしトータル5アンダーでトップに立った。
初日は風雨でサスペンデッドとなったが、雨は夜中まで降り続きグリーンが止まりやすくなった分、早めのスタートとなった選手に有利に働いた。
「このコースはグリーンが速くてアンジュレーションがきつい。伸ばせる時に伸ばさないとチャンスがなくなる」ともらしていたアレン・ドイルは午前スタートの恩恵を享受し69をマーク。トータル1アンダーで4位としている。「これで喜んではいられない。残りの2日間でコースはさらに難しくなるだろうから、気を抜いたら元も子もない」と試合後にコメントしていたが、それほどコース設定がタフということだ。
日本勢では青木功がトータル7オーバー39位タイ、海老原清治は2日目耐えてイーブンパーで回り、トータル8オーバーで49位タイで予選通過を果した。須貝昇は初日と同じくショットの調子が戻らないまま80を記録し、トータル18オーバーで予選落ちとなった。
トータル9オーバー55位タイまでの60名が決勝ラウンドに進出した。