海老原ベストスコアで首位と2打差の4位に浮上！！

ペンシルベニア州ニュータウンスクエアにあるアロニミンクGCで開催されている、『第64回全米シニアプロゴルフ選手権』。米チャンピオンズツアーのメジャーの1戦目だが、日本の海老原清治がこの日のベストスコアをマークし4位に浮上した。

昨年欧州シニアツアーで3勝し賞金王に輝いた海老原は、その勢いのまま米シニア(チャンピオンズツアー）のQスクールも突破した。しかし、シーズンが始まると、昨年までの勢いが見られず、なかなか上位に入れなかった。しかし、先々週アイルランドで行われたアイリッシュシニアオープンに出場し5位に入った。古巣欧州ツアーで調子を上げて今週の試合に挑んでいる。

海老原は初日2オーバー36位。2日目は1、2番ホールを連続バーディでスタートした。途中2つのボギーを叩いたが、後半は11番から3連続バーディを奪うなどスコアを伸ばした。シニアツアーを代表する選手が上位を占めているが、海老原にも残り2日間もスコアを伸ばしてもらいたい。

2日目を終了して首位に立ったのは、4アンダーのアレン・ドイルとギル・モーガンの2人。1打差の3アンダーにジョン・ジェイコブスが追う展開となっている。海老原と同じ2アンダー4位にはトム・カイトが並び、1アンダー7位グループにはシニア界では新人のクレイグ・スタドラーなどが名を連ねている。

その他の日本勢は、 初日に海老原と同じ2オーバー36位につけていた福沢孝秋が、通算7オーバーでギリギリ予選を通過。しかし、青木功を始め、須貝昇、高橋勝成、野口裕樹夫、中村彰男は全て予選落ちとなった。