2012年 全米シニアオープン選手権

B.ランガーが4打差をつけて王手! 室田は29位タイ

2012/07/15 09:58
2位に4打差をつけて最終日を迎えるベルンハルト・ランガー(Gregory Shamus/Getty Images)

◇米国シニアメジャー◇全米シニアオープン選手権3日目◇インディアンウッドG&CC レイクオリオン(ミシガン州)◇6,862ヤード(パー70)

首位を2打差で追うベルンハルト・ランガー(ドイツ)が、2度の3連続を含む9バーディ、1ボギー、1ダブルボギー、この日のベストスコアとなる「64」をマーク。通算10アンダーの単独首位に浮上し、2位に4打差のリードをつけて明日の最終日を迎える。

この日は予選ラウンドと比べてドライバーが安定せず、8割近かったフェアウェイキープ率は56パーセントと大きく低下。しかし、それを補って余りある2打目以降のショットの精度と、冴え渡るパット。グリーンを外したのは僅かに1度のみ、パット数も28に抑える噛み合せの良さを見せ、2010年以来となる大会2勝目に王手をかけている。

頭1つ抜け出たランガー以降は、僅差で大勢がひしめく混戦状態。通算6アンダーの2位タイに、トム・パーパスJr、コーリー・ペイビン、ロジャー・チャップマン(イングランド)、トム・レーマン、ジョン・ヒューストンの5人が追随。通算5アンダーの7位タイに、フレッド・カプルスジェイ・ハース、09年大会覇者のフレッド・ファンクら実力者たちが続いている。

マーク・カルカベッキアは通算3アンダーの12位タイ、ジョン・クックは通算2アンダーの15位タイ。予選ラウンドを32位タイで突破した室田淳は、3バーディ、4ボギーと1つ落とすにとどめ、通算2オーバーの29位タイとしている。

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