2021/12/13新製品レポート

現代的にアップデートされた本格マッスル ミズノプロ 221 アイアン

【ホッシー】 ミズノプロから2022年シリーズとして3モデルのアイアンが発売されました。今回試打する「ミズノプロ 221 アイアン」は、単一素材(S25CM)による軟鉄鍛造の完全なるマッスルバック。小ぶりのヘッドでソール幅も薄くなっています。 【ツルさん】 ミラー仕上げのヘッドにはクラシックな雰囲気もあって、本当にキレイですよね。「ミズノプロ 221」の特徴は、トップブレードに厚みを持たせた逆テーパーブレード設計になっているところ。近年のボールは低スピン化しているため、ヘッドの重心を高くすることでスピン量を増やす効果を狙ったものです。このあたりが現代的にアップデートされている部分ですね。 【ホ...
2021/12/06新製品レポート

気持ちイイ打感&飛びを備えた軟鉄鍛造 キャロウェイ X FORGED STAR アイアン(2021年)

【ホッシー】 「X FORGED STAR アイアン」は、ヘッド素材にS20Cの軟鉄鍛造を採用しているモデル。単一素材のフォージドアイアンでありながら、7番で29度というストロングロフトに設定されているのが特徴です。 【ツルさん】 2019年に初代モデルが登場していて、こちらの新作は2代目となります。前作よりもブレードが長くなり、ヘッドは大型化されているそうですが、手にしてみると前作よりもスッキリとした印象を持つんですよね。ヘッド全体のバランスが良くなっていてシャープに感じるし、構えやすさも向上していると思いますよ。 【ホッシー】 打ってみると、やはり打感がイイんですよね。さすが単一素材の軟鉄...
2021/11/29新製品レポート

44.5インチ=◎を実感できる短尺専用設計 プロギア egg 44 ドライバー

【ホッシー】 今回試打するのは、プロギアの「egg 44 ドライバー」というモデル。クラブ全長が44.5インチとなっていて、今どきのドライバーにしては短めになっているのが特徴です。ヘッド体積は460ccなんですが、クラブ自体が短いこともあって、構えるとヘッドがより大きく感じられますね。 【ツルさん】 当たってくれそうな安心感は絶大です。このヘッドは短尺専用に設計されていて、ヘッド重量は約208グラムと重めになっています。短いのでミートしやすく、なおかつ重ヘッドでパンチ力を出して飛ばそうという意図で作られたドライバーなんです。ちゃんと飛ばせるのか、さっそく試打してみましょう! 「egg 44 ド...
2021/11/22新製品レポート

誰もが気持ちよく簡単に飛ばせる ゼクシオ 12 アイアン

【ホッシー】 ゼクシオのアイアンといえば、大きめのヘッドとチタンフェースが特徴ですよね。そのあたりは最新作の「ゼクシオ 12 アイアン」にも踏襲されています。適度にオフセットが付けられていて、ゴルファーに球を包み込んで打てそうな安心感を与えてくれるところも従来どおりです。 【ツルさん】 既存のゼクシオユーザーが、何の違和感もなく買い替えて使えそうな新モデルです。では、さっそく試打してみましょう! ホッシーとツルさんがゼクシオ12アイアンを試打 【ホッシー】 7番で28度というストロングロフト設定なので、やはり飛距離は出ます! ただ飛ばせるだけではなく、高弾道を打ちやすいのが特徴ですね。僕はもと...
2021/11/15新製品レポート

高初速とソフトな打感を備えたスッキリ顔の飛び系 ゼクシオ エックス アイアン(2022年)

【ホッシー】 今回は、「ゼクシオ エックス」の新アイアンです。ボディは「S25C」の軟鉄鍛造、フェースには高強度の特殊鋼「DHA1」が使われているのが特徴です。7番アイアンのロフト角が29度というストロングロフト設定のモデルになっています。 【ツルさん】 ヘッドサイズはセミラージで、全体的にすっきりとしたシェイプに仕上げられています。ほんのりグースが付けられていて、ヒール側にはフトコロがあり、球をつかまえやすそうな雰囲気。“逃げ顔”に作られているスリクソンとは異なる構えやすさがありますね。 【ホッシー】 個人的には、とても構えやすくて好きなヘッド形状です。打ってみると、思った以上にめちゃ飛びま...
2021/11/08新製品レポート

振り抜きやすさと初速性能がアップした正当進化形 ゼクシオ 12 ドライバー

【ホッシー】 今回試打するのは、ゼクシオシリーズの2022年モデルとなる「ゼクシオ 12 ドライバー」。前回に試打した新しい「ゼクシオ エックス ドライバー」は、自分でもビックリするようなボール初速が出たモデルでした。兄弟モデルの「ゼクシオ 12」も期待大です! 【ツルさん】 こちらの「ゼクシオ 12」にも、22年モデルの最新テクノロジーである「アクティブウイング」が新搭載されています。ただし、「ゼクシオ 12」は従来モデルどおりにシャフトが接着式になっていて、クラブ総重量は「ゼクシオ エックス」よりも約20g軽い。そのあたりが2モデルの大きな違いですね。 【ホッシー】 構えてみると、まさにゼ...
2021/11/04新製品レポート

扱いやすさ倍増の優等生ヘッドにカチャカチャ搭載 ゼクシオ エックス ドライバー(2022年)

【ホッシー】 前任者のミヤGに代わって、今回からアマチュア代表として試打を担当させていただくGDO編集部員のホッシーと申します。皆さん、どうぞよろしくお願いします! 【ツルさん】 ホッシーには就任早々ですが、今回は大注目モデル「ゼクシオ エックス ドライバー」を試打しますよ。2022年モデルとなるゼクシオのドライバーには「ゼクシオ 12 ドライバー」と「ゼクシオ エックス ドライバー」の2タイプが展開されます。そして「ゼクシオ エックス」のほうは、なんとヘッドが脱着式になりました。俗にいうカチャカチャ機能付きです! 【ホッシー】 スリクソンと同じシャフトスリーブが採用されていて互換性があり、共...
2021/11/01新製品レポート

直進性を追求したデカヘッド ヤマハ RMX VD40 アイアン

もいいかもしれないですね。 【ミヤG】 最後に私ごとなんですが、今回をもってワタクシ「ミヤG」は新製品レポートを卒業することになりました。2018年5月からアベレージゴルファー代表として多くのクラブを…
2021/10/25新製品レポート

アスリートライクでもやさしい ヤマハ RMX VD アイアン

【ミヤG】 ヤマハの「RMX VD アイアン」は、アスリート志向のゴルファーに好まれそうな引き締まった顔つきのモデル。それでいて、ソール幅はかなり広め。比較的やさしく打てそうな雰囲気があります。 【ツルさん】 ヘッドは前作にあたる「RMX 120 アイアン」と同じく、高強度と反発性能をあわせ持つクロムモリブデン鋼の一体鋳造。深いポケットキャビティ構造になっていて、なによりもバックフェースのきらびやかさが目につきます(笑)。この製造技術はスゴそうだけど、ここまでギラギラな見た目にする必要があるのかな? とにかく、試打してみましょう! 【ミヤG】 構えたときのヘッドの印象は完全にアスリートモデ...
2021/10/18新製品レポート

曲がりを恐れず強振できる直進番長 ヤマハ RMX VD59 ドライバー

【ミヤG】 ヤマハの「RMX VD59 ドライバー」は、ヘッドの慣性モーメントをルール上限値(5900g・cm2)にまで高めるように設計されたモデルです。構えてみると、とにかくヘッドがデカい! ヘッド体積は460ccなんですが、後方側に引き伸ばされているようなヘッド形状になっているぶん、投影面積がめちゃ大きいです。 【ツルさん】 前作にあたる「RMX 220 ドライバー」も投影面積の大きいヘッドで、5760g・cm2という高慣性モーメントを達成していました。新作の「RMX VD59」では、さらに5820g・cm2まで引き上げられていて、まさにルール上限ギリギリになっています。それだけではなく、...
2021/10/11新製品レポート

高い直進性と効果的な調整機能 ヤマハ RMX VD ドライバー

【ミヤG】 ヤマハから2022年モデルとなる「RMX VD」シリーズが発表されました。ドライバーは前作の「RMX 120 ドライバー」と「RMX 220 ドライバー」の後継にあたる「RMX VD ドライバー」と「RMX VD59 ドライバー」の2モデルがラインアップされています。ところで、今回の「VD」って何の略なんですかね? 【ツルさん】 「Vector」と「Direction」の頭文字だそうです。力の向きや方向性を重視したシリーズという意味合いだと思いますよ。ヤマハのドライバーは、前作からヘッドの高慣性モーメント化に注力して開発されていて、新作も直進性を優先して作り出されているようです。...
2021/10/04新製品レポート

コンパクトなヘッドにハイテク搭載 キャロウェイ APEX TCB アイアン

【ミヤG】 キャロウェイのAPEXシリーズから「APEX TCB アイアン」が追加発売されました。「東京五輪」で金メダリストとなったザンダー・シャウフェレ、世界ランキング1位のジョン・ラーム、国内では石川遼プロも使っているツアーアイアンです。 【ツルさん】 構えた瞬間に思わず「ちっちゃ!」と声を上げるぐらいにコンパクトなヘッドです(笑)。他社でいうと、ピンの「ブループリント アイアン」やテーラーメイドの「P730 アイアン」と同じくらいのサイズ感。トッププロたちは、こういうサイズのアイアンを好むんでしょうね。 【ミヤG】 もともと僕は小ぶりなアイアンが好きなので、この「APEX TCB」も雰囲...
2021/09/27新製品レポート

振りやすさを調整できる中空アイアン オノフ フォージド アイアン KURO(2021年)

【ミヤG】 オノフの黒シリーズがモデルチェンジして、アイアンも新モデルになりました。「オノフ フォージド アイアン KURO」は前作(2019年モデル)と同じ中空構造のヘッドで、トウ側に丸形のウェイトを搭載しています。 【ツルさん】 このウェイトは付け替え式になっていて、別売のウェイトを使うとバランス(スイングウェイト)を調整できるようになっています。こういうウェイトを搭載できるのも中空構造ならではの長所ですよね。まずは、標準設定(4g)のまま試打してみましょう。 【ミヤG】 アスリート向けアイアンと考えると、少し大きめのヘッドでトップブレードも厚め。けれど、全体的に角張っている印象があっ...
2021/09/13新製品レポート

振りやすさを調整できる低スピンモデル グローブライド オノフ ドライバー KURO(2021年)

【ミヤG】 オノフのアスリートライン、KUROシリーズがモデルチェンジしました。「オノフ ドライバー KURO」のいちばんの特徴は、グリップエンドに交換式ウェイトが搭載されているところ。ヘッドに搭載されている3つのウェイトと共用になっていて、それぞれのウェイトを付け替えることができる新システムです。「クロスバランステクノロジー」と名付けられています。 【ツルさん】 フェース面にはバルジ(横方向の丸み)が見えて、クラシックな雰囲気があるキレイなヘッドです。差し色に使われている和テイストのやまぶき色もカッコいい。このあたりにはオノフ独自の良さを感じます。ウェイト交換の新システムは、ヘッド重量を重...
2021/09/06新製品レポート

やさしさと高級感が増した高弾道モデル タイトリスト T300 アイアン(2021年)

【ミヤG】 「T300 アイアン」は、兄弟モデルの「T200 アイアン」よりもヘッドサイズが大きくてトップブレードも厚め。どっしりとした存在感があって、構えた瞬間にやさしく打てそうに感じられるモデルです。前作からモデルチェンジして、どこが変わったんでしょうか? 【ツルさん】 まず外観から分かるところでは、ヘッドの仕上げが変わりました。新作はTシリーズの他モデルと同じクロムメッキ仕上げになって高級感がアップしています。ヘッド内部も進化していて、内蔵されているタングステン重量が40%も増量され、フェースのヒール側が前作よりも薄肉化されています。端的に言うと、前作よりもオフセンターヒットに強く、寛容...
2021/08/30新製品レポート

本格的な見た目なのにミスヒットに強い! タイトリスト T200 アイアン(2021年)

【ミヤG】 今回試打するのは「T200 アイアン」の新モデルです。7番アイアンのロフト角は31度になっていて、同シリーズの「T100S アイアン」よりも1度だけ立っています。ヘッド内部には、新開発の高弾性ポリマーを使ったタイトリスト独自のテクノロジー「マックスインパクト 2.0」が採用されているのも特徴です。 【ツルさん】 前作の「T200」は、マックスインパクトのテクノロジーが外から見えるようなデザインでしたが、新作では軽量プレートでフタをしたような構造に変わりました。構えたときの見た目も前作から大きく変わり、ヘッド長が短くなって、オフセットも少なくなり、よりアスリートが好むすっきりとした...
2021/08/23新製品レポート

前作よりもシャープ感が増した タイトリスト T100 アイアン(2021年)

【ミヤG】 タイトリストのアイアンは前作からTシリーズに変わり、その二代目となるモデルが9月下旬に発売されます。今回試打するのは、Tシリーズで最もヘッドが小ぶりな「T100 アイアン」。ジョーダン・スピースは、早くもこの新モデルにスイッチしているそうです。 【ツルさん】 スピースは、「T100以外のアイアンでプレーすることなんて考えられない!」というぐらい気に入っているらしいですよ。新作になって、バックフェースのデザインが前作「T100 アイアン(2019年)」から大きく変わりました。前作は従来モデル「718 AP2 アイアン」からの流れをくんだデザインでしたが、二代目「T100」はハーフキ...
2021/08/16新製品レポート

アルミ材を内蔵した本格アスリート向け ピン i59 アイアン

【ミヤG】 ピンから「i59 アイアン」が新登場しました。これは「i ブレード アイアン」の後継にあたるモデルのようです。ヘッドは小ぶりで、かなりシャープな印象。個人的には、とても構えやすいです。スコアラインの最下線だけが白くペイントされていて、アライメントを定めやすいのもいいですね。 【ツルさん】 一見するとシンプルなアスリート向けアイアンのようですが、実はこれまでにない複合素材のヘッドになっています。ボディが軟鉄で、フェースはステンレス。そして一番の特徴が、ヘッド内部に使われているアルミ素材のコア・インサート構造です。 【ミヤG】 中空構造のヘッドにアルミ素材を内蔵しているんですかね? 【...
2021/08/09新製品レポート

高く上がって直進性もいい飛び系 ブリヂストンの未発表アイアン「213HF」

【ミヤG】 今回試打するのは、現時点(8月9日)ではまだ正式発表されていないブリヂストンの新アイアンです。ヘッドに記されているモデル名は「213HF」となっています。ヘッドサイズは大きめで、ソール幅も広め。まっすぐにやさしく打てそうなモデルですね。 【ツルさん】 バックフェースを見ると、ウッドに採用されているブリヂストンの独自テクノジー「サスペンション・コア」が搭載されているようです。「FORGED」の刻印が見てとれるので、おそらくボディのみが鍛造製造、フェースには反発性が高い素材が使われているのだと推測できます。モデル名から察するに「ツアーB JGR HF3 アイアン」の後継モデルのように...