2021/08/02新製品レポート

安定したハイドローを打ちやすいブリヂストンの未発表ドライバー「B2」

【ミヤG】 まだメーカーから正式な情報は出ていませんが、ブリヂストンの「B2」ドライバーは前回試打した「B1」の兄弟モデルだと思われます。デザインのテイストは「B1」と同じで、見た目はカッコいいです! 【ツルさん】 「B2」には、「B1」に採用されているソール最後部のウェイトポートがなく、ヒール側後方に固定型のウェイトが装着してありますね。ヘッド形状も「B1」とはずいぶん違っています。 【ミヤG】 「B1」は、構えたときに左に引っかけにくそうに感じるモデルでした。それに対して「B2」は、どことなく球をつかまえやすそうな雰囲気。でも、フックフェースというわけではなく、フェースはターゲットに真...
2021/07/26新製品レポート

操作性と安定感◎のアスリート系 ブリヂストン未発表「B1」ドライバー

【ミヤG】 今回試打するのは、発売前のブリヂストン最新ドライバーです。まだメーカーから正式な情報は出ていないのですが、先に試打クラブだけはお借りすることができました。モデル名はヘッドの刻印どおり「B1 ドライバー」でしょうか。 【ツルさん】 まずはヘッドの外観から見ていきましょう。ソールの最後部には、従来モデルと同じように付け替え式のウェイトポートが採用されています。そして、ヘッド内部からフェースの裏側一点を支えてボール初速をアップさせる「サスペンションコア」も引き続き搭載されているようです。ヘッド形状や、構えてみた感じはどうですか? 【ミヤG】 クラウンは、マットブラックで引き締まった印...
2021/07/19新製品レポート

打ちやすくなった高性能ブッ飛び系 キャロウェイ エピック MAX FAST アイアン

【ミヤG】 前回試打した「エピック MAX FAST ドライバー」に続いて、今回は同シリーズのアイアンです。こちらは7番アイアンのロフト角が26度という超ストロングロフトの設定。ブッ飛び系アイアンと言えますが、それほどヘッドは大きくないし、トップブレードも薄め。シャープな雰囲気のモデルになっています。 【ツルさん】 ヘッドは中空構造になっていて、バックフェースのデザインはすっきり。カッコよく作られていますよね。ヘッドの内部にはキャロウェイのハイテク要素がぎっしりと詰め込まれていて、従来の「エピック FORGED STAR アイアン」の後継モデルにあたると思います。では、さっそくミヤGから試打を...
2021/07/12新製品レポート

振り抜きやすくてキャリーで飛ばせる キャロウェイ エピック MAX FAST ドライバー

【ミヤG】 キャロウェイのエピックシリーズから「エピック MAX FAST ドライバー」が追加発売されます。いちばんの特徴は、シリーズ最軽量モデルだということ。クラブ長は45.75インチ、クラブ重量は272g(硬さS)です。めちゃ軽い! 【ツルさん】 ソール後方には「エピック MAX ドライバー」と同様に移動式のウェイトが搭載されていますが、ヘッド自体を軽量化するためにネックは固定式になっています。そのおかげもあって、ヘッド重量は185gと超軽量です。スペック的にはヘッドスピード40m/s以下の人向けかなと推測できますね。では、さっそく試打してみましょう! 【ミヤG】 構えてみると、ヘッドのヒ...
2021/07/05新製品レポート

三浦技研製のちょい飛びフォージド プロギア 00 アイアン

【ミヤG】 「00 アイアン」は、プロギアのカスタムオーダー専用モデル。プロギア直営店と試打会などでのみ発注できるアイアンとなっています。トップブレードが薄めで、とてもシャープな雰囲気のモデルですね。 【ツルさん】 ヘッドは軟鉄鍛造の1ピース構造。混ぜ物ナシの本格的なフォージドアイアンです。プロギアは純国産をアピールしていて、プレスリリースには三浦技研製であることが記されています。三浦技研という名前を聞いただけで、食指が動いてしまうゴルファーも多いのでは?(笑) さっそく試打してみましょう! 【ミヤG】 打感はめちゃいい! ミスヒットしたときには飛距離が落ちてしまいますが、マッスルバックほ...
2021/06/28新製品レポート

全番手が打ちやすい新コンセプト プロギア 05 アイアン

【ミヤG】 プロギアのアイアンシリーズに「05 アイアン」が追加されました。ヘッドサイズが少し大きめのポケットキャビティですが、トップブレードが薄めでグースも少なめ。比較的シャープな雰囲気を備えたモデルです。 【ツルさん】 このアイアンのもっとも特徴的な部分が、番手ごとの長さ設定なんです。セットの6番と7番が37.5インチ、8~PWまでが36.5インチという2レングス設定。番手間のロフト差を5度にすることで、きちんと番手ごとの飛距離差が出るように設計しているそうです。 【ミヤG】 アイアンセットとしてよく見ると、一般的なアイアンのようにクラブの長さが階段状になっていないことが分かります。けれど...
2021/06/21新製品レポート

HS40m/sで高弾道かつ低スピンを打ちやすい プロギア LS ドライバー

【ミヤG】 プロギアから「LS」という新シリーズが登場しました。ドライバーは、今どき珍しくなったフルチタン製。そのうえネックの可変機能やウェイトなどは一切ナシ! カラーリングやロゴなども含めて、シンプルを極めた大人っぽいデザインに仕上げられています。 【ツルさん】 シンプルだけど、ソール後方には特徴がありますよ。D.B.(ディープバック)ソールと名付けられていて、ソール後部の盛り上がった部分に重量を配してあります。ヘッドの重心をできるだけ深く低くする設計意図があるようです。 【ミヤG】 ヘッドは後方側へ引き伸ばしたような形状で、投影面積は大きめ。まっすぐに打てそうな安心感がありますね。では、打...
2021/06/14新製品レポート

つかまりの良さと高初速で飛ばせる コブラ キング RADSPEED XD ドライバー

【ミヤG】 今回試打する「キング RADSPEED XD ドライバー」は、ドローを打ちやすいように設計されたモデルですね。 【ツルさん】 ヒール側に10グラムの固定ウェイトが搭載されていて、ヘッドターンをさせやすくなっています。アドレスしてヘッドを見下ろすと、若干ですが、シリーズのほかの2モデルよりもフェースが左を向いているようにも感じます。見た目でも球をつかまえやすそうです。 【ミヤG】 打ってみると、ヘッドの設計意図どおりにドローを打ちやすいです。兄弟モデルの「キング RADSPEED XB ドライバー」を打ったときは、たまに右へのスッポ抜けが出ていましたが、このモデルなら右に出てから左に...
2021/06/07新製品レポート

高初速で飛ばす安定系モデル コブラ キング RADSPEED XB ドライバー

【ミヤG】 3モデルのドライバーが用意されているコブラの「キング RADSPEED」シリーズ。今回試打するのは「キング RADSPEED XB ドライバー」です。 【ツルさん】 以前に試打した「キング RADSPEED ドライバー」は、ソール前方に交換式ウェイトを備える浅重心設計で、強烈な低スピン性能が特徴でしたよね。この「RADSPEED XB」は、前方の交換式ウェイトが省かれています。深重心のようですし、ヘッドの投影面積も大きめ。やさしく打てそうな雰囲気があります。では、試打して確かめてみましょう! 【ミヤG】 ヘッドのすわりが良くて、構えたときにフェースがビシッとターゲットを向き、直...
2021/05/31新製品レポート

ドライバーが苦手な人でも当たる! キャスコ UFO by パワートルネード DD ドライバー

【ミヤG】 キャスコから変わりダネのドライバー「UFO by パワートルネード DD」が登場しました。クラブ長は43.5インチと短く、ヘッド体積は330ccで形状も独創的。ヘッド後方にハマグリのベロみたいなのが付いています! 【ツルさん】 これは「UFOシリーズ」に新登場したドライバーなんです。もともとUFOは、アイアンからフェアウェイウッドまでがシームレスにつながる設計。その流れで打てるように、このたびドライバーが新たに製作されました。「ユニバーサルウィング」と名付けられたヘッド後方の段差もUFOシリーズの特徴ですね。 【ミヤG】 数値上のヘッドサイズは小さいけれど、シャフトが短く、投影面積...
2021/05/24新製品レポート

スピーディーに打ち抜ける中空 スリクソン ZX4 アイアン

【ミヤG】 スリクソンのアイアンに中空構造の「ZX4」が追加発売されました。ヘッドサイズは同シリーズの「ZX5」よりも大きく、トップブレードも少し厚めになっています。グースはそれほど強くないので、アスリート志向のあるゴルファーでも構えやすく感じられそうです。 【ツルさん】 7番のロフト角が28.5度のストロングロフト設定。やさしく飛ばせるジャンルのアイアンだと思いますが、構えてみるとスリクソンらしいすっきり感があります。全体的なヘッドシェイプがキレイですね。 【ミヤG】 う~ん…、装着されているスチールシャフトが僕に合っていないようで、あまりうまく打てませんでした。28.5度というロフト角を考...
2021/05/17新製品レポート

トップクラスの直進性 テーラーメイド SIM2 MAX OS アイアン

【ミヤG】 「SIM2 MAX OS アイアン」は、7番のロフト角が25.5度という、かなりのストロングロフト設定。前回試打した兄弟モデル「SIM2 MAX アイアン」と比べて3度も立っています。これは“ぶっ飛び系”のジャンルですね。 【ツルさん】 OS(オーバーサイズ)と名付けられているだけあって、「SIM2 MAX」よりもトップブレードが厚くてソール幅も広め。グースの度合いも強くなっていて、こちらのモデルのほうが球をつかまえやすそうに見えます。どれぐらい飛ばせるのか、試打計測してみましょう! 【ミヤG】 フェースの弾き感は「SIM2 MAX」よりも強いですね。「パキン!」という打音がして、...
2021/05/10新製品レポート

ナイスショットの確率が高まる! テーラーメイド SIM2 MAX アイアン

【ミヤG】 SIMシリーズがSIM2シリーズになって、アイアンもモデルチェンジしました。「SIM2 MAX アイアン」は、7番のロフト角が28.5度の飛び系モデル。ロフト設定は前作の「SIM MAX アイアン」と同じですが、何が変わったんですかね? 【ツルさん】 前作は、バックフェース部のポケットが大きく見えるメカニカルなデザインでした。「SIM2 MAX」では新たに軽量ポリマーの大きなバッジが使われていて、中空構造のようになりました。バックフェース部に一体感が出て、デザイン的にもすっきりしましたよね。 【ミヤG】 構えてみると、大きめのヘッドと厚めのトップブレードが目に入ってきて、いかに...
2021/05/03新製品レポート

市販トップクラスの低スピン性能 タイトリスト TSi4 ドライバー

【ミヤG】 タイトリストの「TSi4 ドライバー」は、タイトリスト認定ストアのみで取り扱われているカスタムオーダーモデル。ヘッド体積は430ccとなっていて、見た目も小ぶり。シャープ感があってカッコいいです! 【ツルさん】 小ぶりで構えやすいという人もいれば、ヘッドが小さくて難しそうだと感じる人もいるでしょうね。市場に出回っているほとんどのドライバーがルール上限の460ccですから、いずれにせよ希少な存在です。では、さっそく打ってみましょう! 【ミヤG】 僕なりに一生懸命に打ちましたが…。これは、手ごわいのひとことに尽きます。試打クラブのロフト角が9度というのもありますが、ちょっと低スピン...
2021/04/26新製品レポート

つかまりが良くて飛ばしやすい! タイトリスト TSi1 ドライバー

【ミヤG】 タイトリストのTSiシリーズに2つの新モデルが追加発売されました。軽量設計モデルの「TSi1 ドライバー」と低スピンモデルの「TSi4 ドライバー」です。 【ツルさん】 今回試打する「TSi1」は、標準シャフトでクラブ重量がなんと273グラム(フレックスS)。前作「TS1 ドライバー」よりもさらに軽量化されています。フェースにはタイトリストしか使えないという新素材「ATI425 チタン」が採用されているのも特徴ですね。 【ミヤG】 構えてみると、フェースアングルはスクエア。投影面積も大きめで安心感があります。ヒール側のふくらみが大きくて、個人的にはここが気になりますね。もうちょ...
2021/04/19新製品レポート

ドラコン用みたいな浅重心モデル コブラ キング RADSPEED ドライバー

【ミヤG】 コブラからは3モデルのドライバーが新発売されています。こちらの「キング RADSPEED ドライバー」は、飛ばし屋に変身したことで話題になっているブライソン・デシャンボーもマスターズでプロトタイプを実戦投入しました。 【ツルさん】 ヘッドのカーボン専有面積がとても広く、フェース全面をCNCミルド(コンピューター制御による切削加工)しているコブラの独自性は従来から変わっていません。新作のいちばんの特徴は、ソールのフェース寄りにウェイトパッドを搭載しているところ。「キング RADSPEED」の場合は、固定式と交換式を含めると24gもの重さがヘッドのフェース側に配置されています。めちゃ...
2021/04/12新製品レポート

アスリート好みに寄せた中空ヘッド キャロウェイ APEX PRO アイアン

【ミヤG】 「APEX PRO アイアン」は、APEXシリーズでもっともヘッドが小ぶりのモデルです。マッスルバックのような見た目ですが、実は中空構造のヘッドになっています。 【ツルさん】 ボディはフォージド、フェースはステンレス。AIを使って新設計した「FLASH フェースカップ」が採用されていて、ヘッド内部には約90グラムものタンスグテンと打感を向上するウレタンが備えられています。このあたりのテクノロジーは、「APEX アイアン」や「APEX DCB アイアン」と同じですね。シャープ感のあるルックスを重視して作られたハイテク系アイアンです。 【ミヤG】 トップブレードは分厚くなくて、構え...
2021/04/05新製品レポート

やさしさと飛びを重視したい人に キャロウェイ APEX DCB アイアン

【ミヤG】 前回試打した「APEX アイアン」に続いて、今回は「APEX DCB アイアン」です。ヘッドのサイズは「APEX」よりも少し大きめ。トップブレードは厚めになっていて、グースもしっかり付いています。見た目からして、こちらの「APEX DCB」のほうがやさしそく打てそうに感じますね。 【ツルさん】 モデル名の「DCB」は、ディープ・キャビティ・バックの頭文字だそうです。全体的にファットな印象になっていて、ヘッドはより深低重心化されていそうに見えます。ただし、7番アイアンのロフト角は30度と、そこまでストロングロフトではなく、「APEX」と比べて0.5度しか立っていません。それで弾道が...
2021/03/29新製品レポート

タングステン激増でやさしさアップ! キャロウェイ APEX アイアン

【ミヤG】 キャロウェイのAPEXアイアンシリーズは3つのモデルで展開されています。最もスタンダードなタイプが今回試打する「APEX アイアン」。ボディ素材は軟鉄、フェース素材はステンレス、ヘッド内部にも異素材が組み込まれているハイテクなアイアンです。 【ツルさん】 アスリート好みのすっきりとしたヘッド形状を保ちながら、キャロウェイ独自のテクノロジーによって使いやすさを重視した設計がAPEXシリーズの特徴です。最新作では、前作よりもヘッド内部のタングステン重量が大幅に増やされています。AIを使って偏肉設計したフェースを採用しているのもポイントですね。 【ミヤG】 構えてみると、ヘッドは大き...