2017/08/14新製品レポート

「松山英樹のWGC優勝を支えたパター」テーラーメイド TP コレクション ミューレン

弾きと振動を抑えた、しっかりとした打感 【ミーやん】松山英樹が「WGCブリヂストン招待」から使用しているパターが、テーラーメイドのこちらのモデルです。どんなパターなのか気になって、さっそくメーカーから試打クラブを借りてきました。 【ツルさん】試打クラブは『TP コレクション ミューレン』の市販品ですが、彼が使っているのはプロトタイプになります。ヘッド形状は同じようですが、ネック形状とヘッド上部に描かれているサイトラインが違います。市販品はショートスラントネックでサイトラインが2本、松山の使用モデルはベントネックでサイトラインが1本になっていますね。グリップも市販品はラムキン製ですが、彼はゴルフ...
2017/08/03新製品レポート

「プロ向けに作られた小ぶりのアイアン型UT」本間ゴルフ ツアーワールド TW-U フォージド

ロングアイアンに少しだけ許容性をプラス 【ミーやん】本間ゴルフのアスリートブランド、ツアーワールドからもアイアン型ユーティリティが登場しました。この新モデルはアイアンからのつながりを良くするために、従来モデルよりもヘッドの長さを短くしたそうです。たしかに、ずいぶんとヘッドが小ぶりです。 【ツルさん】構えてみると、トップブレードが薄くシャープな印象を受けます。ほんの少しワイドソールの出っ張り部分が見えますが、3番アイアンの佇まい。他メーカーから発売されているアイアン型ユーティリティと比べても、ハードそうに見えます。 【ミーやん】トップブレードが薄いので、ミスヒットした時ひどい目にあいそうで怖いで...
2017/07/06新製品レポート

「高弾道で上から狙える美形アイアン」ブリヂストン ツアーB X-CBP

球を上げやすくて打感もグッド 【ミーやん】ツアーBのシリーズにポケキャビ構造のアイアン『X-CBP』が追加発売されました。ヘッドは2ピース構造になっていて、ボディは『X-ブレード』や『X-CB』と同じ軟鉄鍛造。フェース素材にはクロムモリブデン鋼が使われています。 【ツルさん】バックフェースのデザインは、兄弟モデルの『X-CB』と見間違えてしまうほどソックリです。アドレスしたときに上からも見たヘッド形状もソックリ(笑)。それもそのはず、ロフトやフェースプログレッション(グース度合い)は『X-CB』と同じ設定で作られているモデルです。 【ミーやん】ポケキャビには飛びを重視したストロングロフトのモデ...
2017/07/10新製品レポート

「番手別ヘッド設計で5番が打ちやすい」コブラ キング F7 ワンレングス アイアン

短尺化された5番アイアンでも、ちゃんと飛ばせる 【ミーやん】すべての番手が7番アイアンの長さで作られているコブラのワンレングス・アイアンに、新しいモデルが追加発売されました。こちらの『キング F7 ワンレングス』は、ヘッドが番手別設計になっているのが特徴です。ショートアイアンはポケキャビ構造、ミドルアイアンはヘッド下部のみが中空構造、ロングアイアンはヘッド全体が中空構造になっています。 【ツルさん】以前に『キング フォージド ツアー ワンレングス』を試打したときは、通常の長さよりも短い5番アイアンではボールが上がりづらく、少し飛ばしづらいという結果でした。このモデルは番手別設計のヘッドによって...
2017/07/17新製品レポート

滑らない新製品!?“ゴルフ用ローション”を使ってみた

グローブ装着前にシュッと一吹き「テアレスキュー」 【ミーやん】おもしろい商品を見つけたので、ぜひツルさんにも試してもらいたいと思って持ってきましたよ。『テアレスキュー』というハンドローションです。 【ツルさん】ほほぅー。「手荒れ」と「レスキュー」を掛けた商品名ですね。ローションタイプの滑り止めのようですが、どうやって使うんですか? 【ミーやん】ノズルを2~4回プッシュして、適量を手になじませます。最初はアイスを食べた後のようなベタつき感がありますが、5分ほどで乾いてサラサラに戻ります。 【ツルさん】ローション自体は、けっこう薬剤っぽいアルコールの香りがして、いいニオイとは言いづらいです(笑)。...
2017/07/13新製品レポート

「ストロークとフィーリングが向上」フジクラ MCパターシャフト

打ち切れないミスと打ち急ぎを改善 【ミーやん】パター用シャフト『MCパター』には、MCT(メタル・コンポジット・テクノロジー)とRCT(ラバー・コンポジット・テクノロジー)という独自技術が採用されています。シャフトの重心位置を調整するためにカーボンシャフト内に金属を採用し、さらにゴム素材を配合することで衝撃を吸収。クリアな打球感を実現しているそうです。 【ツルさん】ラインナップには、硬さの異なる「ハード」と「ソフト」の2種類が用意されています。さっそく打ってみましたが、おもしろいのは断然「ソフト」のほうです。シャフト自体がとても柔らかくて、ヘッドの重さによって切り返しでシャフトがしなるのがよく...
2017/09/28新製品レポート

「やさしさと操作性に飛びをプラス」ピン G400 ハイブリッド

アイアンのように上から打ちやすくなった 【ミーやん】フェース素材にマレージング鋼C300を新採用して、フェースのたわみ量を35%もアップしたというのが「G400 ハイブリッド」。上下左右の慣性モーメントも5%アップしているそうです。 【ツルさん】僕は今でも『アンサー ハイブリッド』と『G30 ハイブリッド』を所有して使い続けているぐらい、ピンのハイブリッドの大ファン。最新モデルがどのように進化しているのか興味津々です。 【ミーやん】打ってみると、「ピシャー」というフェースの弾き感がスゴイ! 実際にボール初速がよく出ていて、そのぶん飛んでいるように思います。以前に試打した『G400 クロスオーバ...
2017/09/07新製品レポート

「ウッド型の性能に近いアイアン型UT」ピン G400 クロスオーバー

アイアン形状が好きなら試してみる価値あり 【ミーやん】本日発売のピンのクロスオーバーは、他社でいうところのアイアン型ユーティリティです。ひとつ前のGシリーズから追加されたジャンルのクラブで、今回の新しいG400シリーズでも新モデルが登場しました。 【ツルさん】前作は引き締まった黒ヘッドでしたが、新モデルはシルバーのカラーが採用されて、よりアイアンに近い雰囲気のクラブになりました。性能面では前作よりも弾道の最高到達点が20%アップして、スピン量が約400回転増えているそうです。つまり、球が上がりやすくなっているみたいですね。 【ミーやん】おっと! 打ってみると、いきなりシャンク…。それを嫌がって...
2017/08/31新製品レポート

「地面から打っても低スピン」ピン G400 フェアウェイウッド

新素材フェースで初速がアップ 【ミーやん】G400 フェアウェイウッドは、フェースに「マレージング鋼C300」という新素材が使われています。これによってインパクト時のヘッドたわみ量が従来よりも30%増加していて、ボール初速を上げることに成功しているとか。ヘッドタイプはドライバー同様に3種類あって、今回は3W(ロフト角14.5度)のスタンダードモデルを試打します。 【ツルさん】実は、以前にこのフェアウェイウッドをコースで試打したことがあります。そのときは、ボールが少し右方向に出ていたんです。調子のせいだったのか、クラブ性能の影響なのか。今回はインドア打席の試打で、それを確かめてみようと思います。...
2017/11/19新製品レポート

糸を引くような球でライン出し タイトリスト 818 H2

強弾道が打てるアイアンみたいなUT 【ミーやん】 前回試打した『818 H1』に続いて、今回は『818 H2』を試打します。搭載されている調整機能やヘッドの構造は『H1』と同じですが、こちらの『H2』はヘッドが小ぶりのモデルになっています。 【ツルさん】 『H1』はフェアウェイウッドからの流れで作られているクラブで、『H2』はアイアンからの流れで作られているクラブです。ヘッドの大きさだけでなく、シャフト軸からリーディングエッジにかけての見え方が異なるので、ボールに対しての構え方も自然と変わりますよね。兄弟モデルで球筋がどう変わるのか、試打して確かめてみましょう。 【ミーやん】 『H1』と打ち比...
2017/11/15新製品レポート

しっかり打ち抜けるウッド型UT タイトリスト 818 H1

寛容性がありながら強弾道で狙える 【ミーやん】 2年前に発売された816シリーズと同じように、新しい818シリーズにもヘッドタイプの異なる2モデルが用意されています。今回試打する『818 H1』はヘッドが大きめで、まさしくウッド形状のユーティリティ。もうひとつのモデル『818 H2』は次回に試打しますが、こちらの『818 H1』ほうがやさしく球を上げられそうな雰囲気です。 【ツルさん】 818シリーズには「シュアフィット CG」機能が新たに搭載されました。乾電池のようなバー状のウエイトを入れ替えられるようになっていて、ヘッドの重心位置を変えることで弾道調整が可能になっています。今回はスタンダー...
2017/11/05新製品レポート

4年ぶりの新作 キャロウェイ X フォージドアイアン

見た目・性能を一言でいうと「ツンデレ」?! 【ミーやん】 大手メーカーからは毎年のように新しいモデルが登場していますが、この『X フォージドアイアン』はなんと4年ぶりの新作となります。一般的にアイアンの買い替え周期は4年と言われているので、ちょうどいい頃合いなのかも知れません。 【ツルさん】 前作は、いまだにプロや上級者か使い続けている人気のアイアンですから、ファンには待望のリリースだと思いますよ。新作ではどこがどう変わったのかを細かくチェックしていきましょう。 【ミーやん】 まず見た目からいうと、前作よりほんの少しヘッドサイズが大きくなりました。とはいえ、アスリート向けのハーフキャビティとし...
2017/11/08新製品レポート

しっとり感が増した ミズノプロ 518 アイアン

フィーリングと扱いやすさを高次元で両立 【ミーやん】 ミズノのMPシリーズは、今季から「ミズノプロ」シリーズへと生まれ変わりました。販売体系もこれまでとは変わって、ミズノ推奨のショップでフィッティングを受けたうえでカスタムオーダーして購入するシステムになっています。用意されているヘッドは3種類で、今回試打する『ミズノプロ 518』は中間的な性能のモデルになります。 【ツルさん】 『518』は、ヘッド裏側の中央部をくりぬいて、そこに比重の軽いチタンをはめ込んだミズノ独自の「チタンマッスル」構造を継承しているモデルです。「チタンマッスル」というと、ルーク・ドナルドが使用したことで人気モデルとなった...
2017/10/26新製品レポート

アメリカでは圧倒的な人気 タイトリスト 718 AP1 アイアン

多くのゴルファーが満足できるやさしさと飛距離 【ミーやん】 『718 AP1』は、APシリーズでいちばんヘッドが大きいモデルです。従来よりもロフト角が1度ストロング化されて、さらに飛距離性能がアップしているとか。おそらくゴルファーが気になるのは、新登場した『718 AP3』との性能差でしょうね。 【ツルさん】 ミスヒットに強くて少し飛ばせる「AP1」の性能は、従来モデルから高く評価されていました。718シリーズでは中間的な性能の「AP3」が登場したことで、「AP1」はさらにやさしく飛ばせるアイアンへと性能がシフトしているようです。ちなみに日本ではヘッドの見た目がいい「AP2」が人気ですが、アメ...
2017/11/12新製品レポート

フェース溝がダレずに長く使える ミズノプロ S18 ウェッジ

豊富なバリエーション こだわりを持って選びたい人に 【ミーやん】 ミズノプロのシリーズからは、キレイなカラーリングのウェッジが登場しています。通常のサテン仕上げも用意されていますが、こちらのブルーIP(イオンプレーティング)仕上げを選ぶ人のほうが多そうですね。 【ツルさん】 色は個人の好みだと思いますが、僕は青いウェッジには違和感があります…。とはいえ、フェースのヒール側がミラー仕上げになのに対して、トウ側だけは太陽光を反射しないサテン仕上げを採用しており、細かいところまで凝った作りになっています。見た目は華やかに飾っても、プレーでの使いやすさを犠牲にしてないのが分かりますね。 【ミーやん】 ...
2017/11/01新製品レポート

日本人が好きな打感に キャロウェイ GBB エピック フォージド ドライバー

金属的な打感で、球を上げやすく、つかまえやすい 【ミーやん】 大ヒットしているエピックシリーズの追加モデルとして発売されたのが、こちらの『GBB エピックフォージド ドライバー』です。フェースの裏側に2本のバー構造を持たせた独自の「ジェイルブレイク テクノロジー」を採用しつつ、クラウンの素材がチタンになっていて、フェース素材にフォージドチタンが使われているのが特徴です。構えてみると、ヘッドの形状も既存モデルとはずいぶん違います。 【ツルさん】 キレイな丸型ヘッドで構えやすいですよね。打点の後方延長線上にヘッド後部の膨らみの頂点が位置していて、フェース長はやや短く見えます。そのおかげでターゲット...
2017/10/19新製品レポート

日本人にドンズバは本当?! タイトリスト 718 AP3 アイアン

見た目が良くて、見た目よりもカンタン! 【ミーやん】 718シリーズになって新たに追加されたのが、今回試打する「AP3 アイアン」。性能的にはアベレージ向けモデル「AP1」と、アスリート向けモデル「AP2」の中間に位置するモデルだそうです。近未来感のあるバックフェースのデザインが、カッコいいですね! 【ツルさん】 性能から考えるとネーミングは「AP1.5」なのですが、“AP1 + AP2 = AP3”という意味合いがあるらしいですよ。アスリートゴルファーに人気の「AP2」と比べて、どの程度やさしく打つことができるのか、どれくらい飛ぶのかもチェックしてみましょう。 【ミーやん】 ヘッドの大きさは...
2017/10/23新製品レポート

ガチ勢にささる性能 タイトリスト 718 AP2 アイアン

許容性と操作性がちょうどいい! 【ミーやん】 日本のゴルファーは、見た目がシュッとしていて、打ってみると少しやさしいクラブが大好きなんですよね。なので、タイトリストのアイアンのなかでは「AP2」がもっとも人気があります。新モデルの「718 AP2」も、クセのないヘッド形状でちょうどいい大きさ。バックフェースのデザインもスタイリッシュでカッコいいですね。 【ツルさん】 「AP2」は、アメリカではツアーアイアンの“ゴールドスタンダード”とも呼ばれているのだとか。ここまでポピュラーになったのは、やはり使用プロであるジョーダン・スピースの活躍が大きいでしょうね。従来モデルから完成度が高かったので、あえ...
2018/01/10新製品レポート

テクノロジーてんこ盛り テーラーメイド M CGB アイアン

とにかくまっすぐ遠くへ飛ばしたい人に 【ミーやん】 『M CGB アイアン』は、飛距離を重視して開発された“飛び系アイアン”です。モデル名のCGBとは「センター・グラビティ・バック」の略で、深い重心位置設計を意味しています。聞き覚えがある名前だと思ったら、過去にr7シリーズで使われていたモデル名なんですね。 【ツルさん】 まさにテクノロジーがてんこ盛りのアイアンです。ソール溝の「スピードポケット」、フェース溝の「フェーススロット」、重量を軽くした「フルーテッドホーゼル」、フェース偏肉設計「インバーテッドコーン」といったテーラーメイドの独自技術に加えて、360度カップフェースや計8グラムのタング...
2018/01/07新製品レポート

見た目と打感がいい中空構造 テーラーメイド P790 アイアン

思いのほか簡単に飛ばせる 【ミーやん】 テーラーメイドからはカスタムメイドクラブとして、P700シリーズのアイアンが4モデル発売されています。こちらの『P790 アイアン』は中空構造で、ヘッド内部が「スピードフォーム」という充填剤で満たされているのが特徴です。中空構造により、フェースの弾きを向上しつつ、充填剤によって打感も良くしているそうですね。 【ツルさん】 モデル名の三桁の数字はヘッドの大きさを示していて、『P790』はブレード長が79mmであることを意味しています。P700シリーズのなかでは、もっともヘッドが大きいモデルですが、構えてみるとそれほど大きさは感じません。P700シリーズはア...