2017/06/22新製品レポート

「正しいハンドファーストを体得できる」インパクトスナップ

グリップエンドの黄色いボールがミソ 【ミーやん】正しいインパクトを覚えるための練習器具『インパクトスナップ』です。グリップエンドからL字に棒が突き出ていて、その先には黄色いボールが取り付けられています。四角形のグリップの中に移動式のウエイトが内蔵されていて、本体を上下させるとウエイトが動いて「カチッ」と音がする仕組みです。 【ツルさん】『インパクトスナップ』は、ダウンブローのレッスンで有名なコーチ、森守洋さんも推奨している練習アイテムです。僕は以前に使ったことがあるので、今回はミーやんに実験台になってもらいましょう(笑)。 【ミーやん】インパクトの位置で「カチッ」と音が鳴るように振ればいいんで...
2017/06/12新製品レポート

「鋭い弾きでボール初速がアップ」フジクラ ダイヤモンド スピーダー

シャープ感のある低トルクの高価格シャフト 【ミーやん】『ダイヤモンド スピーダー』は、取扱店を限定した「フジクラジュエルライン」で発売されるシャフトです。東レと三菱ケミカルのカーボン素材を贅沢に使用していて、シャフトのカラーは光沢のあるブラック。その上には英字のダイヤモンドのロゴがホログラムで輝いています。高級感があって、カッコいいシャフトですね。 【ツルさん】「フジクラジュエルライン」は、性能に特化したモデルの高価格帯ブランドです。軽くて硬い『プラチナ スピーダー』と、重くて柔らかい『オニキス スピーダー』の2モデルを展開していましたが、そこに低トルクが特徴の『ダイヤモンド スピーダー』が加...
2017/06/19新製品レポート

「レーザー光でヘッド軌道を可視化」レーザーパット

感覚とリアルのギャップを修正できる 【ミーやん】今回お試しするのは、パッティング練習器具の『レーザーパット』です。小型の本体には2つのレーザーを発する機構が内蔵されていて、グリップ下のシャフト部分に取り付けて使用します。アメリカのメーカーが開発したもので、オフィシャルウェブサイトから海外通販で購入可能です。 【ツルさん】『レーザーパット』は、以前から興味を持っていた練習器具のひとつです。パットの名手として知られるブラント・スネデカー選手は、このアイテムをパッティングの練習に取り入れているんですよ。どんな効果があるのか、さっそくパターに取り付けて試してみましょう。 【ミーやん】本体には2つのボタ...
2017/06/15新製品レポート

「ルール上限の高反発」カタナ ボルティオ ニンジャ FG 829 Ti ブラック ドライバー

飛距離が落ちて悩んでいるゴルファーに 【ミーやん】「カタナ ボルティオ ニンジャ FG 829 Ti ブラック ドライバー」は、フェースの反発の良さをウリにしています。ルール上限の反発係数は0.830ですが、ヘッドを全数検査して0.829まで高めているそうです。商品名に使われている数字「829」は、ギリギリのフェース反発係数を示しています。 【ツルさん】カタナは、フェースの反発係数を0.880まで高めたルール適合外の高反発モデルも製造していて、飛びを求めるゴルファーからは好評のようです。本当に飛ばせるのか、気になります! 【ミーやん】打ってみると、イメージしていたよりも打音が甲高くありません。...
2017/06/05新製品レポート

「高級感のある高慣性モーメントパター」スコッティキャメロン フューチュラ 6M

『スパイダー ツアー』の好敵手となりえるモデル 【ミーやん】スコッティキャメロンには、セレクト、ゴロー、フューチュラという3つのシリーズが展開されていますが、そのなかでチャレンジングかつ革新性なモデルを生み出す場となっているのがフューチュラシリーズです。今回試打するのは、大型マレットの『フューチュラ 6M』というモデル。フレーム素材はステンレススチール、フェースとソールはL字型の一体構造になったアルミニウムが使われています。ヘッド後方の両端に張り出すように2つのウエイトを搭載して慣性モーメントを高めてあるのが、最大の特徴です。 【ツルさん】ルール改訂によって長尺パターを使えなくなったアダム・ス...
2017/06/01新製品レポート

「打感が重厚! アイアンとの統一感が抜群」ブリヂストン ツアーB XW-1 ウェッジ

操作性と抜けがいいティアドロップ型 【ミーやん】ブリヂストンのアスリートブランド「ツアーB」から、シリーズ初となるウェッジが登場しました。ティアドロップ形状の『XW-1』とグースネックタイプの『XW-2』という2モデルが用意されています。 【ツルさん】今回試打するのは『XW-1』のほうですね。構えてみると、フェースのヒール側のラインがほっそりしていて小ぶりに見えます。多くのアスリートの好まれそうなオーソドックスなティアドロップ型で、いかにも操作性が良さそうです。 【ミーやん】バックフェースの中央に大きなBマークが配置されているのは、ツアーBシリーズのアイアンである『X-CB』や『X-ブレード』...
2017/08/14新製品レポート

「松山英樹のWGC優勝を支えたパター」テーラーメイド TP コレクション ミューレン

弾きと振動を抑えた、しっかりとした打感 【ミーやん】松山英樹が「WGCブリヂストン招待」から使用しているパターが、テーラーメイドのこちらのモデルです。どんなパターなのか気になって、さっそくメーカーから試打クラブを借りてきました。 【ツルさん】試打クラブは『TP コレクション ミューレン』の市販品ですが、彼が使っているのはプロトタイプになります。ヘッド形状は同じようですが、ネック形状とヘッド上部に描かれているサイトラインが違います。市販品はショートスラントネックでサイトラインが2本、松山の使用モデルはベントネックでサイトラインが1本になっていますね。グリップも市販品はラムキン製ですが、彼はゴルフ...
2017/08/03新製品レポート

「プロ向けに作られた小ぶりのアイアン型UT」本間ゴルフ ツアーワールド TW-U フォージド

ロングアイアンに少しだけ許容性をプラス 【ミーやん】本間ゴルフのアスリートブランド、ツアーワールドからもアイアン型ユーティリティが登場しました。この新モデルはアイアンからのつながりを良くするために、従来モデルよりもヘッドの長さを短くしたそうです。たしかに、ずいぶんとヘッドが小ぶりです。 【ツルさん】構えてみると、トップブレードが薄くシャープな印象を受けます。ほんの少しワイドソールの出っ張り部分が見えますが、3番アイアンの佇まい。他メーカーから発売されているアイアン型ユーティリティと比べても、ハードそうに見えます。 【ミーやん】トップブレードが薄いので、ミスヒットした時ひどい目にあいそうで怖いで...
2017/07/06新製品レポート

「高弾道で上から狙える美形アイアン」ブリヂストン ツアーB X-CBP

球を上げやすくて打感もグッド 【ミーやん】ツアーBのシリーズにポケキャビ構造のアイアン『X-CBP』が追加発売されました。ヘッドは2ピース構造になっていて、ボディは『X-ブレード』や『X-CB』と同じ軟鉄鍛造。フェース素材にはクロムモリブデン鋼が使われています。 【ツルさん】バックフェースのデザインは、兄弟モデルの『X-CB』と見間違えてしまうほどソックリです。アドレスしたときに上からも見たヘッド形状もソックリ(笑)。それもそのはず、ロフトやフェースプログレッション(グース度合い)は『X-CB』と同じ設定で作られているモデルです。 【ミーやん】ポケキャビには飛びを重視したストロングロフトのモデ...
2017/07/10新製品レポート

「番手別ヘッド設計で5番が打ちやすい」コブラ キング F7 ワンレングス アイアン

短尺化された5番アイアンでも、ちゃんと飛ばせる 【ミーやん】すべての番手が7番アイアンの長さで作られているコブラのワンレングス・アイアンに、新しいモデルが追加発売されました。こちらの『キング F7 ワンレングス』は、ヘッドが番手別設計になっているのが特徴です。ショートアイアンはポケキャビ構造、ミドルアイアンはヘッド下部のみが中空構造、ロングアイアンはヘッド全体が中空構造になっています。 【ツルさん】以前に『キング フォージド ツアー ワンレングス』を試打したときは、通常の長さよりも短い5番アイアンではボールが上がりづらく、少し飛ばしづらいという結果でした。このモデルは番手別設計のヘッドによって...
2017/07/17新製品レポート

滑らない新製品!?“ゴルフ用ローション”を使ってみた

グローブ装着前にシュッと一吹き「テアレスキュー」 【ミーやん】おもしろい商品を見つけたので、ぜひツルさんにも試してもらいたいと思って持ってきましたよ。『テアレスキュー』というハンドローションです。 【ツルさん】ほほぅー。「手荒れ」と「レスキュー」を掛けた商品名ですね。ローションタイプの滑り止めのようですが、どうやって使うんですか? 【ミーやん】ノズルを2~4回プッシュして、適量を手になじませます。最初はアイスを食べた後のようなベタつき感がありますが、5分ほどで乾いてサラサラに戻ります。 【ツルさん】ローション自体は、けっこう薬剤っぽいアルコールの香りがして、いいニオイとは言いづらいです(笑)。...
2017/07/13新製品レポート

「ストロークとフィーリングが向上」フジクラ MCパターシャフト

打ち切れないミスと打ち急ぎを改善 【ミーやん】パター用シャフト『MCパター』には、MCT(メタル・コンポジット・テクノロジー)とRCT(ラバー・コンポジット・テクノロジー)という独自技術が採用されています。シャフトの重心位置を調整するためにカーボンシャフト内に金属を採用し、さらにゴム素材を配合することで衝撃を吸収。クリアな打球感を実現しているそうです。 【ツルさん】ラインナップには、硬さの異なる「ハード」と「ソフト」の2種類が用意されています。さっそく打ってみましたが、おもしろいのは断然「ソフト」のほうです。シャフト自体がとても柔らかくて、ヘッドの重さによって切り返しでシャフトがしなるのがよく...
2017/09/28新製品レポート

「やさしさと操作性に飛びをプラス」ピン G400 ハイブリッド

アイアンのように上から打ちやすくなった 【ミーやん】フェース素材にマレージング鋼C300を新採用して、フェースのたわみ量を35%もアップしたというのが「G400 ハイブリッド」。上下左右の慣性モーメントも5%アップしているそうです。 【ツルさん】僕は今でも『アンサー ハイブリッド』と『G30 ハイブリッド』を所有して使い続けているぐらい、ピンのハイブリッドの大ファン。最新モデルがどのように進化しているのか興味津々です。 【ミーやん】打ってみると、「ピシャー」というフェースの弾き感がスゴイ! 実際にボール初速がよく出ていて、そのぶん飛んでいるように思います。以前に試打した『G400 クロスオーバ...
2017/09/07新製品レポート

「ウッド型の性能に近いアイアン型UT」ピン G400 クロスオーバー

アイアン形状が好きなら試してみる価値あり 【ミーやん】本日発売のピンのクロスオーバーは、他社でいうところのアイアン型ユーティリティです。ひとつ前のGシリーズから追加されたジャンルのクラブで、今回の新しいG400シリーズでも新モデルが登場しました。 【ツルさん】前作は引き締まった黒ヘッドでしたが、新モデルはシルバーのカラーが採用されて、よりアイアンに近い雰囲気のクラブになりました。性能面では前作よりも弾道の最高到達点が20%アップして、スピン量が約400回転増えているそうです。つまり、球が上がりやすくなっているみたいですね。 【ミーやん】おっと! 打ってみると、いきなりシャンク…。それを嫌がって...
2017/08/31新製品レポート

「地面から打っても低スピン」ピン G400 フェアウェイウッド

新素材フェースで初速がアップ 【ミーやん】G400 フェアウェイウッドは、フェースに「マレージング鋼C300」という新素材が使われています。これによってインパクト時のヘッドたわみ量が従来よりも30%増加していて、ボール初速を上げることに成功しているとか。ヘッドタイプはドライバー同様に3種類あって、今回は3W(ロフト角14.5度)のスタンダードモデルを試打します。 【ツルさん】実は、以前にこのフェアウェイウッドをコースで試打したことがあります。そのときは、ボールが少し右方向に出ていたんです。調子のせいだったのか、クラブ性能の影響なのか。今回はインドア打席の試打で、それを確かめてみようと思います。...
2017/11/19新製品レポート

糸を引くような球でライン出し タイトリスト 818 H2

強弾道が打てるアイアンみたいなUT 【ミーやん】 前回試打した『818 H1』に続いて、今回は『818 H2』を試打します。搭載されている調整機能やヘッドの構造は『H1』と同じですが、こちらの『H2』はヘッドが小ぶりのモデルになっています。 【ツルさん】 『H1』はフェアウェイウッドからの流れで作られているクラブで、『H2』はアイアンからの流れで作られているクラブです。ヘッドの大きさだけでなく、シャフト軸からリーディングエッジにかけての見え方が異なるので、ボールに対しての構え方も自然と変わりますよね。兄弟モデルで球筋がどう変わるのか、試打して確かめてみましょう。 【ミーやん】 『H1』と打ち比...
2017/11/15新製品レポート

しっかり打ち抜けるウッド型UT タイトリスト 818 H1

寛容性がありながら強弾道で狙える 【ミーやん】 2年前に発売された816シリーズと同じように、新しい818シリーズにもヘッドタイプの異なる2モデルが用意されています。今回試打する『818 H1』はヘッドが大きめで、まさしくウッド形状のユーティリティ。もうひとつのモデル『818 H2』は次回に試打しますが、こちらの『818 H1』ほうがやさしく球を上げられそうな雰囲気です。 【ツルさん】 818シリーズには「シュアフィット CG」機能が新たに搭載されました。乾電池のようなバー状のウエイトを入れ替えられるようになっていて、ヘッドの重心位置を変えることで弾道調整が可能になっています。今回はスタンダー...
2017/11/05新製品レポート

4年ぶりの新作 キャロウェイ X フォージドアイアン

見た目・性能を一言でいうと「ツンデレ」?! 【ミーやん】 大手メーカーからは毎年のように新しいモデルが登場していますが、この『X フォージドアイアン』はなんと4年ぶりの新作となります。一般的にアイアンの買い替え周期は4年と言われているので、ちょうどいい頃合いなのかも知れません。 【ツルさん】 前作は、いまだにプロや上級者か使い続けている人気のアイアンですから、ファンには待望のリリースだと思いますよ。新作ではどこがどう変わったのかを細かくチェックしていきましょう。 【ミーやん】 まず見た目からいうと、前作よりほんの少しヘッドサイズが大きくなりました。とはいえ、アスリート向けのハーフキャビティとし...
2017/11/08新製品レポート

しっとり感が増した ミズノプロ 518 アイアン

フィーリングと扱いやすさを高次元で両立 【ミーやん】 ミズノのMPシリーズは、今季から「ミズノプロ」シリーズへと生まれ変わりました。販売体系もこれまでとは変わって、ミズノ推奨のショップでフィッティングを受けたうえでカスタムオーダーして購入するシステムになっています。用意されているヘッドは3種類で、今回試打する『ミズノプロ 518』は中間的な性能のモデルになります。 【ツルさん】 『518』は、ヘッド裏側の中央部をくりぬいて、そこに比重の軽いチタンをはめ込んだミズノ独自の「チタンマッスル」構造を継承しているモデルです。「チタンマッスル」というと、ルーク・ドナルドが使用したことで人気モデルとなった...
2017/10/26新製品レポート

アメリカでは圧倒的な人気 タイトリスト 718 AP1 アイアン

多くのゴルファーが満足できるやさしさと飛距離 【ミーやん】 『718 AP1』は、APシリーズでいちばんヘッドが大きいモデルです。従来よりもロフト角が1度ストロング化されて、さらに飛距離性能がアップしているとか。おそらくゴルファーが気になるのは、新登場した『718 AP3』との性能差でしょうね。 【ツルさん】 ミスヒットに強くて少し飛ばせる「AP1」の性能は、従来モデルから高く評価されていました。718シリーズでは中間的な性能の「AP3」が登場したことで、「AP1」はさらにやさしく飛ばせるアイアンへと性能がシフトしているようです。ちなみに日本ではヘッドの見た目がいい「AP2」が人気ですが、アメ...