手術乗り越えた原英莉花 苦闘の日々/木下が得た“初V超え”の達成感
2023/10/03 17:00
日本女子オープンで原英莉花選手が2年ぶりとなる復活V! 国内男子では37歳のベテラン木下裕太選手が大奮闘しました。米国からは初めての最終日最終組で戦った西村優菜選手のニュースが入ってきていますので、どれもお見逃しなく!
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原英莉花「選手生命は短いと思っていた」 腰の手術を乗り越えつかんだ覚悟
原英莉花選手が長いあいだ苦しんできたヘルニアの摘出手術を受けたのは今年5月のこと。8月にツアー復帰してからわずか2カ月足らずの復活優勝に「本当にゴルフができるのかと思った時期を考えたら早かった」と、苦闘の日々を振り返りました。
「恐怖はなかった」木下裕太を覚醒させた金谷拓実&星野陸也との真っ向勝負
初優勝からじつに5年、37歳の木下裕太選手がうれしいツアー2勝目を挙げました。金谷選手&星野選手という、ツアーを代表する強豪選手を真っ向勝負で下しての勝利。初優勝時よりも大きな達成感を得たという木下選手は、苦楽をともにしてきたキャディと涙を流してよろこびを分かち合いました。
西村優菜は米ツアー初の最終日最終組で3位 「悔しさも、うれしさも」
2位から逆転勝利を目指した最終日、西村優菜選手はトップを追い詰めきれずに3位でフィニッシュしました。しかし、米ツアーで初めての最終日最終組は「今までなかった感覚」で大きな自信になったよう。来季シード権も“当確”となったことで気持ちに余裕も生まれてきそうです。
LAST WEEK NEWS
国内女子:日本女子オープンゴルフ選手権
14位に入ってローアマを獲得した中村心選手は、通信制のECC学園高 3年生。英会話で有名なECCとあって、英語のレッスンはもちろんのこと、以前はプロキャディを呼んで講習を行ったりとゴルフ部の活動に力を入れていました。ちなみに中村選手の英会話の腕前はというと、「まだまだ…」と苦笑い。それでも入学当初よりは上達したそう。プロになって目標の海外進出を果たしたときには、英語でのスピーチが聞きたいものです。(谷口)
国内男子:バンテリン東海クラシック
優勝した木下裕太選手のキャディは日大時代の後輩・島野隆史さん。10年以上前、下部ツアー出場だけでは生活が苦しい時期に島野さんが働いていた「ゴルフパートナー 市原白金通り店」で7カ月ほどアルバイトをさせてもらったこともあったとか。3日目に同組だった蝉川泰果選手の串田雅美キャディが当時の“先輩店員”だったりもします。島野さんは現在レッスンの仕事も並行中。皆さん、本当にゴルフが好きなんです。(亀山)
米国女子:ウォルマート NW アーカンソー選手権 presented by P&G
ホールアウト後の笹生優花選手がファンの子どもたちからサインを求められました。「ボールちょうだい!」「グローブちょうだい!」。バッグはすでにキャディがその場から持ち去っていたため、あげることができません。すると突然、かぶっていた帽子を男の子に気前よくプレゼント。先週までのオフのあいだに「切り過ぎた…。(ヘアサロンに)写真を持って行ったのに…」とスッキリした襟足が印象的でした。(桂川)
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フォトギャラリーNOTE
Edited by : 武田涼花
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