21歳で女王に 山下美夢有はなぜ強い/ 石川遼が“実感なし”の復活V
2022/11/15 17:00
山下美夢有選手が今季4勝目を挙げ、史上最年少で年間女王に。21歳104日で戴冠した山下選手の強さの秘密を取材しました。男子ツアーでは石川遼選手が2年11カ月ぶりに勝利を手にしました。見守った大勢のギャラリーも大盛り上がり。話題盛りだくさんでお届けします。
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「強い体で戦えた」 山下美夢有 “失速”から見直した食生活
プロ3年目で国内女子ツアーの頂点に立った山下美夢有選手は表彰式で涙を見せる場面も。シーズン後半で失速するなどした昨年の課題を生かし、強い体を作り上げたそうです。揚げ物やラーメンが好物と笑顔で話した21歳の強さのワケとは? 山下選手、おめでとうございます!
道半ばのスイング改造 石川遼の苦悩の行方は
雨の中、たくさんの観客が応援に駆けつけた最終日。プレーオフを制し、ツアー18勝目を挙げた石川遼選手の姿に会場が湧きました。大幅なスイング改造など試行錯誤してつかんだ勝利でしたが、“完ぺき”はまだ先のようです。
4試合連続パーオン率70%超は今季初「ショットが安定していた」
通算6アンダー13位と順位を上げフィニッシュした笹生優花選手。54ホール中ボギーを4つにとどめ、納得した様子で試合を振り返りました。今季の米国女子ツアーも残り1試合となりました。日本からエールを送りましょう!
LAST WEEK NEWS
国内女子:伊藤園レディスゴルフトーナメント
コロナ禍を経て3年ぶりの有観客となった大会には3日間で8024人が入場しました。伊藤園所属で最上位(11位)となった大里桃子選手は3連続バーディを奪うなどし最終日を盛り上げました。「去年(23位)よりはちょっとだけ貢献できた」と振り返りました。しかし、最終日は上田桃子選手、岸部桃子選手と2人の桃子が最終組で優勝を争っていました。来年こそは“トリプル桃子”の実現に期待がかかります。(玉木)
国内男子:三井住友VISA太平洋マスターズ
大会開幕前は石川遼選手の新しいヘアスタイルが注目されました。2年ほど定着していた長髪をバッサリ。リップサービスは例によって旺盛で、こちらが意地悪く「髪を切ってスイングに影響は出る?」とたずねると、「重さを使えないから球が軽いですね。体重が乗っていない」と返ってきました。毎度勝手に、記事には最近の不振から「心機一転」と“こじつけ”ましたが、ホントに勝っちゃうとは…。(桂川)
米国女子:ペリカン女子選手権
「ペリカン女子選手権」12番パー3のホールインワン賞は、なんとランボルギーニのSUVモデル。超太っ腹な高級車のプレゼントかと思いきや、実は1年間だけのリース契約で、保険も選手サイドの負担で追加しなければならないなど、気軽に乗り回せるわけではないとのこと。今年は3日間でゼロでしたが、昨年大会は2人がエースを達成。“厳しい”条件を鑑み、いずれも現金での副賞受け取りを希望したそうです。(亀山)
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Edited by : 武田涼花
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